竹野内豊&江口洋介「人生の約束」ロケ地・富山凱旋に市民2500人!曳山点灯に感無量
2015年12月20日 19:16

[映画.com ニュース]俳優の竹野内豊が12月20日、主演映画「人生の約束」のロケ地となった富山・射水市の新湊地区に、共演の江口洋介、高橋ひかる、石橋冠監督とともに凱旋した。本編にも登場する放生津八幡宮に集まった市民約2500人とともに、大ヒットを祈願した。
同作は、「池中玄太80キロ」「点と線」など数々の名作ドラマを手がけてきた石橋監督が、江戸時代から約350年続く射水の「新湊曳山祭り」を題材に取り上げて描くオリジナルストーリー。根っからの仕事人間だった主人公の中原祐馬が全てを失い、かつての親友との約束を果たそうとする姿を描くヒューマンドラマ。竹野内は会社の拡大にしか興味のなかったIT関連企業CEOの主人公・祐馬、江口は祐馬の親友だった塩谷航平の義兄・渡辺鉄也、高橋は死去した航平の長女・渡辺瞳に扮している。
この日は、凱旋したキャストの“心意気”に地元の人々が応え、本来ならば毎年10月1日に行われる祭り当日しか目にすることができない曳山が、特別に披露された。曳山が冬季にお目見えするのは、1905(明治38)年1月1日以来、実に110年ぶりになるという。「イヤサー」の掛け声とともに曳山4基が一斉に点灯されると、大歓声が沸き起こった。竹野内は、「皆さんの熱量が本当に心に響いてきます。映画では13基が同時に点灯している。350年にわたり代々受け継いできた伝統のなかで、前代未聞のこと。スクリーンでしか味わえない感動的なシーンになっている」と興奮気味に語った。
「感無量です!」と叫んだ江口は、「感動を思い出しますよね。今日は本当にありがとうございます。顔を見たら知っている人たちばかり。日本の祭りを描いたこういう映画は見たことがない。勇気をもらえる作品です」と力を込める。新湊に居を構える石橋監督は、「(編集で)だいぶちょん切ったけど、俺をぶん殴ったりしないで、これからも温かく接してください」とジョークで盛り上げながらも、「竹ちゃんと江口さん、この2人の演技に注目して。ひかるちゃんも初めての演技で素人なのに、どんどん成長していった」とキャストに最敬礼だ。
神妙な面持ちで大ヒット祈願に臨んだ竹野内は、タイトルに絡めて自らにとっての“人生の約束”を聞かれると、「撮影中に石橋冠監督の姿を見ていて、物作りで大切なのは技術はもちろんだけど、やっぱりハートだなということ。この町の方々の温もりを肌で感じたし、“つながる”という意味も理解できた。新湊の皆さんから教えて頂いた“心”を、今後一生忘れちゃいけないなと思いました。精進して頑張りたい」と誓いの言葉を口にした。
「人生の約束」は、2016年1月9日から全国で公開。
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