アカデミー長編アニメ賞候補の「ソング・オブ・ザ・シー」来夏日本公開決定
2015年12月17日 08:00

[映画.com ニュース] 第87回アカデミー賞で長編アニメーション賞にノミネートされたアイルランド映画「Song of the Sea」が、「ソング・オブ・ザ・シー 海のうた」の邦題で2016年夏に日本公開されることが決定した。
アイルランドに伝わる神話をもとに、海ではアザラシ、陸では人間の女性の姿をとる妖精(セルキー)の母親と、人間の父親の間に生まれた兄弟の冒険を、壮大な映像美で描いた長編アニメーション。手がけたのは、初長編作「ブレンダンとケルズの秘密」(日本未公開)でもアカデミー長編アニメーション賞にノミネートされた経歴を持ち、本国アイルランドでは「ポスト・スタジオジブリ」とも言われているという制作会社カートゥーン・サルーンを設立したトム・ムーア監督だ。
「ソング・オブ・ザ・シー 海のうた」は、アカデミー長編アニメーション賞ノミネートのほか、アニメ界のアカデミー賞と言われるアニー賞でも7部門にノミネート。東京アニメアワードフェスティバル2015ではグランプリを受賞し、ドイツ・ベルリンで今月12日(現地時間)に発表された第28回ヨーロッパ映画賞でも長編アニメーション賞を受賞するなど、各国で高い評価を獲得。全米最大の映画レビューサイト「Rotten Toatoes」でも、満足度99%という数字を記録している。
「ソング・オブ・ザ・シー 海のうた」は16年夏、YEBISU GARDEN CINEMAほか全国で公開。
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