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スタローンが明かす、「ロッキー」新章「クリード」ライアン・クーグラー監督はこんな人!

2015年12月11日 10:00

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俳優陣から全幅の信頼を寄せられる ライアン・クーグラー監督
俳優陣から全幅の信頼を寄せられる ライアン・クーグラー監督
(C)2015 METRO-GOLDWYN-MAYER PICTURES INC. AND WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC.

[映画.com ニュース]シルベスター・スタローンの代表作「ロッキー」シリーズの新章「クリード チャンプを継ぐ男」の特別映像が、このほど公開された。本作が長編2作目となるライアン・クーグラー監督と主要キャストのインタビューに加え、撮影風景を収めている。

本作は、ロッキー(スタローン)のライバルで元ヘビー級王者アポロ・クリード(カール・ウェザース)が残した息子アドニス(マイケル・B・ジョーダン)が新たな主人公。天才ボクサーのDNAを受け継ぐアドニスはロッキーに師事し、二人三脚でプロへの階段を駆け上がっていく。

本作で、アカデミー賞前しょう戦のひとつとして注目される第87回ナショナル・ボード・オブ・レビュー賞の助演男優賞に輝いたスタローンは、ロッキーがライバルの息子を育て上げるという展開に「これまでにない斬新なアイデアだ。こんな物語を思いつくなんてライアンにしかできない。感謝してるよ」と新鋭監督に驚きを隠さない。

クーグラー監督の長編デビュー作となる「フルートベール駅で」(13)でも主演を務めたジョーダンと、ヒロイン役のテッサ・トンプソンは、その演出力に注目。「ライアンは役者に動きを任せるんだ。役者が演じやすいように気を配り、いい環境を与えてくれた」(ジョーダン)、「監督は、感覚が鋭くて人間への好奇心が強い人ね。あんなに役者を信頼してくれる監督はライアンが初めてだわ」(トンプソン)。スタローンも「1つのことにあれだけ集中する人間は見たことがない」と賛辞を送る。

父親の影響で根っからの「ロッキー」ファンだと語るクーグラー監督は「アポロは興味深い人物だから、彼の家族の物語を描きたかった。(「ロッキー」シリーズを紹介してくれた)父にささげた作品だが、新しさもある」と自信を見せる。当時は長編監督デビュー前にもかかわらず、本作の構想と熱意でもってスタローンを口説き落としており、米映画批評サイト「Rotten Tomatoes」での観客評価は95%(12月10日現在)という好数字を記録していることからも、シリーズファンのツボを押さえた作品作りをしていると言えそうだ。

クリード チャンプを継ぐ男」は、12月23日から全国公開。

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