「orange」土屋太鳳&山崎賢人、“2人旅”を満喫!香川県「漂流郵便局」を訪問
2015年12月11日 19:30
[映画.com ニュース]高野苺氏の人気コミックを実写映画化した「orange オレンジ」の地方プロモーションがこのほど行われ、主演の土屋太鳳と共演の山崎賢人が、“手紙の聖地”として知られる香川・粟島の「漂流郵便局」を訪問したほか、大阪・TOHOシネマズ梅田での舞台挨拶に出席。これまで、東京でのプロモーションに励んできた土屋と山崎だが、この日は “2人旅”を満喫した。
土屋と山崎が最初に訪れたのは、届けたくても届けられない手紙が各地から届くアート作品・漂流郵便局。特別配達員として、100通分の「届けられない思い」を中田勝久局長に手渡したほか、約1万通の手紙が保管されている様子を見学した。同所の訪問を熱望していたという土屋は、「こういう場所があることによって、たくさんの方々の心が救われているのかもしれないですね」と感慨深げで、山崎も「皆さんのどうしようもない思いを置いておける、貴重な場所になっているんだなと思いました」と同調した。
その後、大阪へ移動した2人は、TOHOシネマズ梅田でサプライズの舞台挨拶を敢行。登壇を知らされていなかった約500人の観客からは割れんばかりの歓声が上がり、土屋は「ブログで大阪のファンの方から、『いつか関西の方に来てね』というコメントをすごくたくさん頂いていたので、夢がかなってうれしいです!」と大喜びだった。
地方プロモーションを終え、興奮冷めやらない土屋は「今日は本当にあっという間でした。漂流郵便局の訪問が実現できて、本当によかったです!」といい、映画公開に向け「今は、赤ちゃんを産む前のような心境に近い気がしています」とコメントを寄せる。さらに、山崎は「『orange』ではジェスチャーゲームをしたり、こたつに入ったり毎回楽しいことばかりで、今日も本当に楽しい1日でした」と振り返り、「作品を見た時に『10年後の皆は、(自身が演じた)翔をこんなに思っていてくれたんだ』と号泣してしまいました。皆さんにもこの作品を見て、たくさんの思いを感じてほしいです」と呼びかけている。
NHK連続テレビ小説「まれ」でタッグを組んだ土屋と山崎が再共演を果たした「orange オレンジ」は、高校2年生の菜穂(土屋)に、10年後の自分から手紙が届いたことから始まる青春ラブストーリー。