秋篠宮妃紀子さま「母と暮せば」ご高覧 山田洋次監督&吉永小百合が喜び語る
2015年12月10日 22:30
今作は、原爆で死んだ息子が亡霊となって現れ、母とかけがえのない時間を過ごすさまを描いた。紀子さまとともに映画を鑑賞した山田監督は、「とても映画を丁寧にご覧になっている。嬉しかったですね」とニッコリ。ご高覧後に会話を交わしたという吉永は「お優しい、あたたかい方」(吉永)と感動の面持ちで語った。
吉永は「細かい部分もきちんとご覧頂いて、当時の生活のこととか、お体が不自由になって戦地から帰ってきた兵隊さんのこともおたずねになりました」と紀子さまとの歓談を振り返る。さらに、「(自身が)助産婦の役でしたので、大変ご関心を持っていらして、どういう準備をしましたかということをお聞きになりました。この映画の中でも命の交換という形で、子どもに向かって強く生きて欲しいというメッセージを残しているんです、ということを申し上げました」と真摯な面持ちで語った。
一方の山田監督は、「映画が始まると夢中になって自分の荒探しばっかりやってますけどね(笑)。お隣にいらっしゃるのをつい忘れてしまって」とおどけながらも、「とてもしんみり見ていらっしゃるというのはよく伝わりました。涙も流しいてらっしゃったと思います」と紀子さまのご様子を明かした。
「母と暮せば」は、故井上ひさしさんによる広島が舞台の戯曲「父と暮せば」と対になる作品として構想された、長崎を舞台に描いた物語。12月12日から全国で公開。
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