岡田准一、阿部寛の熱い姿を収めた「エヴェレスト」予告編完成 主題歌はイル・ディーヴォに決定
2015年12月5日 12:00
[映画.com ニュース] 岡田准一、阿部寛、尾野真千子の豪華共演で、夢枕獏氏のベストセラー「神々の山嶺」を映画化する「エヴェレスト 神々の山嶺(いただき)」の予告編が完成。極限の世界で命をかけて世界最高峰に挑む男たちの熱い姿が映し出されている。
「愛を乞うひと」で第22回日本アカデミー賞最優秀監督賞を受賞した平山秀幸監督がメガホンをとり、日本映画史上初となるエベレストでのロケを敢行した同作は、世界最高峰の山に魅せられた2人の男と、その男たちを待つ1人の女性の交錯する人生を軸に、厳しい山嶺に命をかけて挑む人々の姿を壮大なスケールで描くスペクタクル大作だ。
山岳カメラマンの深町誠は、ネパール・カトマンズの骨董屋で英登山家ジョージ・マロリーのカメラを発見したことをきっかけに、マロリーがエベレスト初登頂に成功したか否かという謎を追うことになる。その過程で消息不明のクライマー・羽生丈二の存在にたどり着いた深町は、羽生の壮絶な生き様に魅了され、羽生を思い続ける岸涼子と出会う。
予告編は、岡田が演じる深町と阿部扮する羽生のエベレストにかける熱い姿を、標高約5200メートルで敢行されたロケ撮影による息をのむ映像とともに映し出し、尾野が演じる運命に翻弄された女性・涼子の悲痛な叫びも胸を打つ映像になっている。
また、同作の主題歌を、2004年にイギリスでデビューした4人組ボーカルグループで、世界的人気を誇る「イル・ディーヴォ」が担当することも決まった。楽曲は今年10月28日に日本で先行発売されたばかりの最新アルバム「アモール&パシオン」から、ベートーベンの「第九」をモチーフにした「喜びのシンフォニー」となり、ドラマチックな楽曲が映画の壮大なイメージと感動を後押しする。
「エヴェレスト 神々の山嶺」は16年3月12日から全国で公開。
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