野村周平&賀来賢人主演「森山中教習所」主題歌は星野源!
2015年12月1日 07:00
[映画.com ニュース] 野村周平と賀来賢人が主演する映画「森山中教習所」の主題歌が、星野源の楽曲「Friend Ship」に決定した。“2度と会わないかもしれないけれど、大切な友だちがいる”がテーマの同曲について、星野は「フレンドシップ。友情と愛情の、うまく言葉にできない部分を音楽にしたいと思いました。切ないダンスミュージックが完成しました。劇場で、映画の一部となって聞ける日を今から楽しみにしています」とコメントを寄せている。
ミュージシャンとして活躍する一方で、映画「箱入り息子の恋」「地獄でなぜ悪い」での演技が評価されて第37回日本アカデミー賞の新人俳優賞に輝くなど、俳優としても支持を集める星野。2012年末のくも膜下出血を乗り越え、今年の「第66回NHK紅白歌合戦」では初出場を果たす。
映画は、気鋭の漫画家・真造圭伍氏の同名漫画を、「花宵道中」「ヒーローマニア 生活」の豊島圭介監督のメガホンで実写化。高校の同級生だった普通の大学生・佐藤清高と暴力団組員の轟木という境遇も性格も違う2人が、非公認の教習所で過ごすひと夏を描いた。
清高役の野村は「明るい曲調なのに胸に刺さる歌詞でいろんな人に会いたくなる曲だと思いました。曲調もテンポがすごく心地よく、すごく好きです」と楽曲の魅力を明かし、轟木役の賀来も「劇中の清高と轟木の関係性と、自分のなつかしい青春時代の思い出とがリンクしました。この曲が劇中で流れると思うと本当に心強いですし、同じ作品に関われたことを嬉しく思います」と大喜びの様子。さらに豊島監督は「物語のテーマを、絶妙のポップさと切なさで曲にできる星野源さんって天才です」と褒めちぎっている。
「森山中教習所」は、2016年夏に公開。なお「Friend Ship」は、今年12月2日にリリースされる星野のアルバム「YELLOW DANCER」に収録されている。
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