スコット・クーパー監督、ワーナーのスパイ映画「ホワイト・ナイト」でメガホン
2015年12月1日 19:30

[映画.com ニュース]ジョニー・デップ主演のギャング映画「ブラック・スキャンダル」を完成させたスコット・クーパー監督が、米ワーナー・ブラザースが手がけるスパイ映画「ホワイト・ナイト(原題)」を手がけることになりそうだとDeadlineが報じている。
「ホワイト・ナイト」は、元シークレット・サービスの活躍を描くアクション映画で、武器商人の家族を守ることを選んだことをきっかけに、主人公がCIAを敵に回すことになるというストーリー。「ジャッジ 裁かれる判事」の脚本家ビル・ドゥビュークが手がけた草稿を、クーパー監督が自らリライトすることになる。
元俳優のクーパー監督は、「クレイジー・ハート」で監督に転向。自らの経験を生かした演技指導には定評があり、「クレイジー・ハート」で主演を務めたジェフ・ブリッジスは、アカデミー賞を受賞。次作「ファーナス 訣別の朝」ではクリスチャン・ベール、ケイシー・アフレック、ゾーイ・サルダナらがそろって名演技を披露している。
最新作「ブラック・スキャンダル」でも、実在のギャング、ジェームズ・“ホワイティ”・バルジャーを演じたデップのシリアスな演技は批評家の高い評価を得ており、アカデミー賞候補との呼び声も高い。同作を配給するワーナーは、クーパー監督の手腕を高く評価し、「007」のようなスパイ映画シリーズを目指す「ホワイト・ナイト」の監督をオファーしたという。
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