ベルリン受賞作、マヤ族の女性描くグアテマラ映画「火の山のマリア」予告編
2015年11月30日 07:30
グアテマラ出身のハイロ・ブスタマンテ監督が長編デビュー作で、過酷な境遇に置かれながらも力強く生きるマヤ族の女性の姿を通し、グアテマラが抱える様々な社会問題を浮かび上がらせたヒューマンドラマ。
予告編では、火山ふもとの広大な自然の中で生活するマヤ族の風習とともに、家庭の事情で若くして結婚を決められるマリアが運命に翻弄されていく様子が映し出されている。
農業を営む貧しい両親のもとに生まれ育った17歳のマヤ族の少女マリア。両親は地主のイグナシオにマリアを嫁がせようとしていたが、彼女はコーヒー農園で働く青年ペペにひかれていた。その頃、農場は蛇の被害に悩まされており、農薬も効かず困り果てていた。やがて、イグナシオとの結婚前に、マリアがペペの子どもを身ごもっていることが発覚する。
「火の山のマリア」は2016年2月13日から岩波ホールほか全国順次公開
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