ポン・ジュノ監督が選ぶ2020年代に注目すべき監督20人 日本からは「寝ても覚めても」監督が選出
2020年2月28日 11:00

[映画.com ニュース]第92回アカデミー賞で作品賞をはじめ4冠に輝いた「パラサイト 半地下の家族」を手がけたポン・ジュノ監督が、英国映画協会(BFI)発行のサイト&サウンド誌のゲストエディターを務め、2020年代に注目すべき監督20人を発表した。日本からは、「ハッピーアワー」「寝ても覚めても」の濱口竜介監督が選出されている。
ポン監督は、「ここで映画の将来を語りたいのではなく、ただ、(それが2~3本であっても)彼らがすでに製作した映画について語りたいのです。しかし、それは結果的に映画の将来に関わっていると言えるでしょう。なぜなら、私たちはウォン・カーウァイ監督の『欲望の翼』(1990)を見たとき、すでに『花様年華』(2000)を思い描いていたし、コーエン兄弟の『ブラッド・シンプル』(1984)を見たときに『ノーカントリー』(2007)を予感していたはずだから。いずれも、前者から20年以上後の作品です」と今注目の監督が将来の映画界を担うと示唆している。
選出された20人とその代表作は下記の通り。
「Saint Maud」(2019・日本公開未定)
「Accidents at Home and How They Happen」(2008・日本公開未定)
「Signature Move」(2017・日本公開未定)
「Knives and Skin」(2019・日本公開未定)
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