“伝説の音痴”のソプラノ歌手を描く「偉大なるマルグリット」、16年2月公開 メインビジュアル完成
2015年11月24日 12:00

[映画.com ニュース] “伝説の音痴”と謳われた実在のソプラノ歌手の数奇な運命を描く「偉大なるマルグリット」が、2016年2月に公開されることが決定した。合わせて、メインビジュアルが初公開された。
「大統領の料理人」「地上5センチの恋心」などでフランスのアカデミー賞にあたるセザール賞に6度ノミネートされたカトリーヌ・フロを主演に、「情痴 アヴァンチュール」「デーモンラヴァー」のグザビエ・ジャノリ監督が、誰が聞いても音痴なソプラノ歌手フローレンス・フォスター・ジェンキンスの実話をもとに映画化。本国フランスでは、観客動員100万人を突破した話題作だ。
舞台は1920年代のパリ。貴族の邸宅で開かれた音楽会に参加した新聞記者ボーモンは、あまりに音痴なマルグリット夫人の歌声に唖然(あぜん)とする。ボーモンはマルグリットに近づくため、翌日の新聞で彼女の歌を絶賛し、彼女をパリの音楽会にキャスティング。これにより歌う喜びに目覚めたマルグリットは、自身のリサイタルの開催を決意する。
メインビジュアルは、マルグリットが恍惚の表情でオペラを歌う様子を切り取り、その上には、「マダムの歌声には、本人だけが知らない<秘密>があった。」というキャッチコピーが刻まれている。自分が音痴であることを気づかぬまま、自身満々に歌手として活動するマルグリットの滑稽さと愛すべきキャラクターをユーモアたっぷりに表現している。
関連ニュース






映画.com注目特集をチェック

キャンドルスティック
【予告編だけでこんなに観たくなること…ある!?】阿部寛、10秒でAIを騙す――狂おしいほど面白そう
提供:ティ・ジョイ

映画「F1(R) エフワン」
【語れば語るほど、より“傑作”になっていく】上がりきったハードルを超えてきた…胸アツをこえて胸炎上
提供:ワーナー・ブラザース映画

たった1秒のシーンが爆発的に話題になった映画
【この夏、絶対に観るやつ】全世界が瞬時に“観るリスト”に入れた…魅力を徹底検証!
提供:ワーナー・ブラザース映画

でっちあげ 殺人教師と呼ばれた男
【あり得ないほど素晴らしい一作】この映画は心を撃ち抜く。刺すような冷たさと、雷のような感動で。
提供:東映

すさまじい“魂震作”だった――
【あまりにも早すぎる超最速レビュー】全身で感じる、圧倒的熱量の体験。
提供:ソニー・ピクチャーズエンタテインメント