生田斗真、私服で登場!「脳男」「グラスホッパー」に続く“鈴木3部作”に意欲
2015年11月18日 17:00
[映画.com ニュース] 俳優の生田斗真が11月17日、東京・新宿ピカデリーで行われた主演作「グラスホッパー」の大ヒット御礼舞台挨拶に、瀧本智行監督と共に登壇した。この日は福岡のT・ジョイ博多でも舞台挨拶に立つ“弾丸ツアー”を敢行し、「あちらが大雨で飛行機が遅れちゃって。たった今到着して、私服のままで(舞台に)立たせてもらっています」と平謝り。ポケットを探りながら「あっ、飛行機のチケットが入っている」とおどけて見せた。
140万部突破のベストセラーとなった伊坂幸太郎氏の同名小説を原作に、渋谷のスクランブル交差点で起こった交通事故で恋人を失った元中学校教師・鈴木(生田)が、事故が意図的に仕組まれたものだと知り、裏社会の組織に潜入して真実を突き止めようとする。生田と瀧本監督がタッグを組むのは、「脳男」(2013)以来。同作では感情が欠落した殺人マシーン・鈴木を演じており、生田は「もう1作、鈴木役で監督とご一緒して、“鈴木3部作”を完結させたい」と意欲満々。瀧本監督に対しては「常に妥協しない監督さん。だからこそ、信頼できる」と最敬礼だった。
一方、瀧本監督も「主演として役柄と作品を背負う覚悟、責任、プライドは揺るぎない」と“座長”生田にほれぼれ。「これからますます男の色気が増していくはず。40代、50代とどんどん成長する姿に伴走できれば」とこちらも再タッグに強い意欲を見せていた。
また、舞台挨拶では11月7日の封切り後、劇場に寄せられた観客からのコメント約1000枚が貼られた巨大パネル(高さ72センチ、幅9メートル)をお披露目。ファンからの熱い言葉に大喜びの生田だったが、“生田斗馬”と書き間違えたコメントを見つけると、「馬じゃなくて、真心の真です。俺も、まだまだだな……」と苦笑いを浮かべていた。
「グラスホッパー」は、生田のほか、浅野忠信、アイドルグループ「Hey! Say! JUMP」の山田涼介、麻生久美子、波瑠、菜々緒、村上淳、宇崎竜童、吉岡秀隆、石橋蓮司らが出演。主題歌をYUKIが、アメリカのロックバンド、ジョン・スペンサー・ブルース・エクスプロージョンが挿入歌を担当する。公開中。
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