「下町ロケット」後半パート、佃製作所のライバル役は小泉孝太郎&世良公則!
2015年11月11日 06:00
原作は、「半沢直樹」シリーズや「空飛ぶタイヤ」など、数々の作品を世に送り出してきた池井戸潤氏の直木賞受賞作。下町の工場「佃製作所」を経営している佃航平(阿部)が、仲間たちとともにさまざまな困難を乗り越え、ロケットエンジン開発の夢を追いかける姿を描く。小泉らが出演する後半パートは、「下町ロケット2 ガウディ計画」を原作にしており、ロケットエンジン開発で培った佃製作所の技術が、最先端の医療技術に用いられることとなり、物語の主軸がロケットから医療分野へと移行していく。
小泉が演じるのは、NASA出身の技術者で、精密機器メーカー・サヤマ製作所社長の椎名直之。椎名は、ロケット工学専門でありながら、MBA(経営学修士)を取得した異色の経歴を持ち主で、佃製作所のライバルとなる。小泉は「プライベートの予定をすべてキャンセルしてお引き受けしました(笑)。そのぐらい嬉しかったです」と喜びを語る。さらに自身の役を「得体の知れない、つかみどころのない人間」と説明。そのうえで「椎名という役を通して、ちょっとしたエッセンスを加えていけたらと思います」と意気込んだ。
一方、世良が扮するのは、アジア医科大学の心臓血管外科部長である貴船恒広(きふね・つねひろ)教授。貴船も椎名と同じく佃製作所と敵対するが、世良は「私自身、珍しい“ヒール”での登場ということで楽しみにしています」と意欲満々だ。
なお、キャストは阿部をはじめ、土屋太鳳、立川談春、安田顕、中村倫也、佐野岳、竹内涼真、真矢ミキ、新井浩文、木下ほうか、倍賞美津子、吉川晃司、杉良太郎ら豪華な顔ぶれがそろう。