玉山鉄二、アドリブ満載の主演ドラマに大照れ「自分が出ちゃった」
2015年11月11日 21:35

[映画.com ニュース] 俳優の玉山鉄二が11月11日、有楽町の東京国際フォーラムで行われた、主演するWOWOWの連続ドラマW「誤断」の完成披露試写会に蓮佛美沙子、柳葉敏郎、小林薫とともに出席した。
上司に不正を命じられた会社員・槙田を演じた玉山は、自身の婚約者に扮した蓮佛と抱き合うシーンについて「監督のカット尻(カットをかけるまでの時間)が長い。抱き合った後にアドリブを待ってるんです。(第1話の)『槙田課長って言ってみ?』みたいなのも、自分が出ちゃったみたいな感じで恥ずかしい」と大照れ。蓮佛も「あれは本番だけのアドリブです」と暴露し、「結構そういうシーンが多かったです」とはにかんだ。
今作は、玉山にとってNHK連続テレビ小説「マッサン」以降、初の連ドラ単独主演作。また、「マッサン」の脚本家・羽原大介氏との再タッグ作でもある。同作終了後に羽原氏と新幹線で偶然会ったという玉山は、「『またやろうね』とおっしゃってくれて、その1週間後くらいに(今作の)お話が来た。はえーなと(笑)」とおどけながら裏話を披露。しかし、作品の出来栄えには「力強い脚本だった。やり応えがあって、成長できた」と胸を張っていた。
一方の小林は、「ロケ地は1都6県。最後はボロボロになった。この仕事を引き受けたのが僕の誤断でした」と、ひょうひょうと言ってのけ、会場の笑いを誘った。小林の大ファンという玉山は「ご一緒できて勉強にもなりましたし、現場での振る舞いもチャーミングで、こういう俳優さんになりたいなと思いました」と最敬礼だったが、小林は「皆さんの前で褒めて頂いてありがとう」と“薫節”を崩さなかった。
また、長ゼリフが多かったという柳葉は「本当にご迷惑をお掛けしました」と冗談交じりに頭を下げ、「それぞれの正義が表現されていると思います。自分の正義ってなんだろうと思いながら見て頂くのもひとつの楽しみ」と作品をアピールしていた。
連続ドラマW「誤断」は、「アナザーフェイス」シリーズや「複合捜査」で知られる作家・堂場瞬一氏の社会派サスペンス小説が原作。薬害事件を抱える大手製薬会社を舞台に、会社の腐敗の事実を隠ぺいすることを命じられた若手社員の槙田高弘(玉山)が、巨大企業の闇に飲み込まれていく様子を描く。ほか大空祐飛、泉谷しげる、中村敦夫らが共演。11月22日からWOWOWで毎週日曜午後10時放送開始。全6話で、第1話は無料放送。
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