東出昌大、ヘタレ&ダメ男役でコメディ初挑戦!“未完の傑作”「生活」を映画化
2015年11月5日 06:00

[映画.com ニュース] 人気漫画家・福満しげゆき氏のコミック「生活【完全版】」が、アクションエンタテインメント作「ヒーローマニア 生活」として映画化されることが決定し、主演・東出昌大が主演を務めていることがわかった。また、窪田正孝、小松菜奈、片岡鶴太郎が共演していることも発表された。
第9話で連載が中断されたことで「未完の傑作」と呼ばれ、ファンの声援を受け2010年に完結した福満氏による長編漫画を、「ソフトボーイ」「花宵道中」などの豊島圭介監督が映画化。勤務していた会社をリストラされた中津は、高い身体能力を誇るニート・土志田、抜群の情報収集力を持つ女子高生カオリ、夜は“若者殴り魔”として活動するサラリーマン・日下と出会い、街を守る自警団を結成する。社会が裁ききれない小さな悪を見つけては成敗し、市民の称賛を得た自警団は巨大組織に成長。警備サービス会社を起業するが、次第にゆがみが生じ、ささやかな秩序が崩れ始める。
NHK連続テレビ小説「あまちゃん」「ごちそうさん」や、映画「寄生獣」「GONIN サーガ」などで存在感を放った若手実力派俳優・東出が、世間を批判的に見る主人公のフリーター・中津を演じる。“ヘタレでダメダメな男”に初挑戦しているが、「『あ、こういう役に挑戦できるんだ』って思えて純粋に嬉しかったです」と大喜びの様子。そして、本作の魅力を「人は社会の悪とかそういうものに憤りを感じたり、不平不満を感じたり、また、それを退治する妄想をすると思います。その妄想がそのまま映画になっていて、大事なところももちろんあり、ただバカバカしくぶっ飛んでいるところもある、そういう純粋性がこの映画の魅力だと思います」と説明している。
さらに、ドラマ版「デスノート」での熱演が記憶に新しい窪田は、突出した身体能力を持ちながらも下着泥棒を繰り返すニート・土志田に扮する。「土志田は引っ込み思案だし、人と付き合うことがあまり得意ではない。でも武術に関してすごく努力家だったり、ある意味ストイックなんですよね。だからこそ、人と会話している時と、いざ戦うとなった時の差を出せればいいなと思って演じていました」と役への思いを明かしている。
また、原作者の福満氏は、「東出君はでかくてカッコよかったですねー。本能的に『抱かれたい』って思いましたねー。窪田君もでかかったですねー。本能的に『戦ったら、勝てない』って思いましたねー」と独特のコメントを寄せる。豊島監督は「今回のテーマは、俳優部に今までと全く違うイメージの役柄をやってもらうということ」と話し、「泥棒の窪田くんや、あんなぶっ飛んだキャラの小松さんや、あんな顔して戦う鶴太郎さんに、心底興奮しました」とアピールしている。
特報映像も公開されており、東出、窪田、小松、片岡が奇抜なコスチュームに身を包み、街の平和を守るため奮闘する姿が収められている。「ヒーローマニア 生活」は、2016年5月7日から全国公開。
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