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インドの天才作曲家A.R.ラフマーン、日本でのライブ開催を希望

2015年10月31日 13:15

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ウメーシュ・アグルワール監督
ウメーシュ・アグルワール監督

[映画.com ニュース]インドの天才作曲家A.R.ラフマーンを追ったドキュメンタリー「ジャイ・ホー A.R.ラフマーンの音世界」が、第28回東京国際映画祭ワールド・フォーカス部門で10月30日上映され、ウメーシュ・アグルワール監督がTOHOシネマズ六本木ヒルズでティーチインを行った。アグルワール監督が、ラフマーンから託された本作上映への喜びのコメントと「近いうちに日本でのライブを実現したいと思います」というメッセージを読み上げると、会場から大きな拍手が上がった。

1990年代から、インド映画音楽界で活躍してきたA.R.ラフマーンは、「スラムドッグ$ミリオネア」(09)で米アカデミー賞作曲賞・歌曲賞、ゴールデングローブ賞作曲賞を受賞し、インドを代表する音楽家として世界的な人気を誇る。インド南部のチェンナイに生まれ、9歳の時に音楽家の父と死別し、11歳からキーボード奏者として家計を支えた天才作曲家の音楽とその素顔に迫るドキュメンタリー。

アグルワール監督は、本作製作のきっかけを「私にとっては彼の人生の旅が音楽よりも興味深かった。一人の人間として、音楽や世界情勢を学んで、今日の彼がある」とラフマーンの人生に興味を持ったことだと話す。また、本作製作をラフマーンに申し込んでから7カ月間も返事を待ったというエピソードも披露した。

ラフマーンの数ある名曲の中で、アグルワール監督の一番心に響いたのはヒンドゥー映画「Jodhaa Akbar」の音楽だという。「インドには彼のほかにも素晴らしい音楽家がいるが、なぜラフマーンの音楽が世界中の人の心に触れるのかが不思議だった。普遍的でありながら、インドの息吹を失わないのが成功の鍵ではないか」と持論を語り、さらに「ラフマーンの音楽は自分との対話をさせてくれると同時に、そのビートは聞く人を別の世界に連れて行ってくれる。一人の音楽家の作品がこのような違いを持つのは珍しいこと」と語った。

東京国際映画祭は10月31日まで開催。

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