吉永小百合、SAMURAI賞の山田洋次監督を祝福「いつまでも山田学校の生徒でいたい」
2015年10月26日 21:25

[映画.com ニュース] 第28回東京国際映画祭が選出する「第2回SAMURAI賞」を受賞した山田洋次監督と香港のジョン・ウー監督が10月26日、同映画祭の「歌舞伎座スペシャルナイト」で行われた授賞式に出席した。
新しい映像表現を切り開いてきた映画人の功績を称えるもので、山田監督は「東京国際映画祭には第1回から参加しているが、素晴らしい賞で大変光栄なこと」と感激の面持ち。だが、「僕はSAMURAIのような勇ましいものは撮ってこなかったので、ジョン・ウー監督の方がふさわしい。心からお祝いしたい」と、アクション映画で鳴らす“後輩”を称賛した。
ウー監督は、「最も尊敬する日本映画の師と共に受賞できるのは名誉なこと」と恐縮しきり。「愛と人間性に満ちあふれた普遍的な作品に、今もインスパイアされ続けています。これからの全人生も映画にささげたい」と決意を新たにした。
山田監督のもとには、12月12日公開の最新作「母と暮せば」に主演の吉永小百合が花束を持って駆け付け祝福。山田作品は5作目となり、「私にとっては山田学校の校長先生であり、人生の師匠。撮影の合間にいつも楽しいお話や渥美清さんとの思い出を話していただき、そのひとつひとつがいつも心に残るんです。映画の仕事をしていて良かったと思うし、いつまでも生徒でいたいです」と最大級の賛辞を送った。
これには山田監督も、「吉永小百合さんは一緒にいると、大事なことをちゃんと言わなきゃいけない、ウソをついちゃいけない気持ちにさせられる。だから、ついつい一生懸命いいことを言っちゃうんです。大変な励みになっています」と照れることしきりだった。
ウー監督には、「るろうに剣心」シリーズで知られる大友啓史監督が花束を贈呈。17年前のNHK時代に留学した米ロサンゼルスで声をかけた思い出があるそうで、「大ファンで、昨日も夜通し5作品見て、ものすごいパワーと勢いだった。ちょっとでも追いつけるよう、作品を見ていただけるよう努力します」と誓っていた。
第28回東京国際映画祭は10月31日まで開催される。
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