「俳優 亀岡拓次」横浜聡子監督、安田顕の“おなら”を称賛「すごいところで出してくれた」
2015年10月25日 22:45
[映画.com ニュース] 人気演劇ユニット「TEAM NACS」の安田顕が主演した映画「俳優 亀岡拓次」が10月25日、開催中の第28回東京国際映画祭の「アジアの未来部門」で上映され、メガホンをとった横浜聡子監督がTOHOシネマズ六本木ヒルズでのティーチインに出席した。
作家・戌井昭人氏の小説が原作。大作から自主映画まで、オファーがある限りどんな役でも駆けつけ、監督から重宝される“最強の脇役”である亀岡拓次(安田)が、ロケ先で出会った飲み屋の女将・安曇(麻生久美子)に恋をしたことで、世界的な巨匠からオーディションの声がかかるなど、大きな転機を迎える姿を描いた。
横浜監督は、安田の印象について「とにかく力強い方で、映っているとどうしても安田さんに目が行ってしまう。顔立ちや声など、個性的な役が多いと思っていた」と説明。一方で、“脇役俳優”という役どころだったため「今回に関してはあまり目立ってほしくなかった(笑)」といい、安田の個性と映画が調和するように注力したことを明かした。
原作の亀岡は、禿頭に亀のような首という出で立ちだが、横浜監督は「安田さんは髪もふさふさですので、ヅラというのも出落ちになる」と語る。ビジュアルを再現するアプローチではなく、「安田さんから生まれる亀岡でスタートしましょうと撮影し始めました」と振り返り、「私が想像していた亀岡拓次に、安田さんが本来持っている華やかさ、凛とした部分を付け加えてくれました。脇役という役ですが、最後まで映画を引っ張ってくれる主人公になったと思います」と自信をのぞかせた。
またアドリブなど、撮影時のエピソードを問われると、「映画の中で2回、亀岡がおならをするシーンがあります。私は何も言っていないし、台本にもないです」と告白。さらに、「おならを自由自在に操れる方だという映像を見たことがあったので、もしかしたらいつか出ると思っていたら、すごいところで出してくれた」と称賛し、「わざとらしかったら音を消していたんですが、スッと見られてしまうので、リアルなおならの音を残しました」と話していた。
「俳優 亀岡拓次」は、2016年1月30日から東京・テアトル新宿ほか全国で公開。第28回東京国際映画祭は、10月31日まで開催。
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