ビートたけし、西島秀俊の怪しげな目元が印象的な「女が眠る時」ビジュアル完成
2015年10月24日 06:00
[映画.com ニュース] 香港出身で米国を拠点に活動するウェイン・ワン監督がメガホンをとる日本映画で、ビートたけしが自作以外では「血と骨」以来12年ぶりに主演を務める映画「女が眠る時」の公開日が2016年2月27日に決定。あわせてチラシビジュアルが完成した。
1995年の「スモーク」でベルリン国際映画祭の銀熊賞(審査員グランプリ)を受賞し、人間の本質を巧みに描写する作品で知られるワン監督が手がける同作には、たけしのほか、西島秀俊、忽那汐里、小山田サユリという豪華キャストが結集。初めて書いた小説がヒットしたものの、その後はスランプに陥っている作家の清水健二(西島)が、倦怠期の妻・綾(小山田)と訪れたリゾートホテルで、初老の男・佐原(たけし)と若く美しい女・美樹(忽那)というカップルに出会う。その異様な存在感に惹きつけられた健二は、2人の部屋をのぞき見るようになり、そのことから事態が思わぬ方向へと転がっていくさまを描く。
チラシビジュアルは「覗(のぞ)き見たのは、<狂気>か<愛>か。」というキャッチコピーとともに、たけしと西島の怪しげな目元と、忽那と小山田の表情をのぞき見るように切り取られている印象的なデザインだ。同チラシは、10月24日から順次劇場に設置される予定。