ベッカム、「コードネーム U.N.C.L.E.」にカメオ出演！登場シーン映像公開

東西冷戦中の1960年代前半を舞台にした往年の人気テレビシリーズ「0011ナポレオン・ソロ」を、新たな視点で映画化。敵対関係にあるアメリカとソ連（現ロシア）が、諜報機関CIAとKGBの敏腕スパイにコンビを組ませ、核爆弾大量生産技術の流出危機を阻止しようとする。CIAで最も有能だが女性に弱いナポレオン・ソロを「バットマン vs スーパーマン　ジャスティスの誕生」の公開が控えるヘンリー・カビルが、KGBに史上最年少で入った超エリートだが、几帳面すぎるイリヤ・クリヤキンを「ローン・レンジャー」（13）のアーミー・ハマーがそれぞれ演じる。

ベッカムが登場するのは、クリヤキンの上官がスライドを用いてソロの説明を行うシーン。映写技師に扮したベッカムは、上官の話にあわせて黙々とスライドを差し替え続けるが、肝心のソロの顔写真を上下逆さまに映し出すという痛恨のミスを犯す。申し訳なさそうな顔で「失礼した、同志」と平謝りするなど、スターらしからぬベッカムの貴重な姿を見ることができる。映像ではそのほか、ソロがCIAに入るまでの経緯が語られ、上官が「必要なら殺せ」とクリヤキンに命令するシリアスなシーンで幕を閉じる。

友人として知られるベッカムとリッチー監督の映画でのタッグはこれが初めてだが、以前にもベッカムが出演したファッションブランド「H&M」のコマーシャル映像をリッチー監督が手がけたほか、全米で2016年7月22日に公開予定のリッチー監督の次回作「Knights of the Roundtable: King Arthur（原題）」にもベッカムがカメオ出演することが決定しているという。

「コードネーム U.N.C.L.E.」は、カビル、ハマーのほか、アリシア・ビカンダー、エリザベス・デビッキ、ヒュー・グラントが出演。11月14日から全国公開。