第28回東京国際映画祭フィリピン特集は秋元才加もオススメ!無償配布ブックレットも注目
2015年10月9日 17:15
[映画.com ニュース] 10月22日に開幕する第28回東京国際映画祭で特集される、国際交流基金アジアセンターpresents「CROSSCUT ASIA #02 熱風!フィリピン」の上映プログラムが発表され、来場ゲスト及びイベントの内容が明らかになった。
ベルリン、カンヌ、ベネチアの3大映画祭での受賞という実績を持つブリランテ・メンドーサ監督の作品5本がラインナップ。メンドーサ監督は、「ブリランテ・メンドーサの世界」の特別上映でゲストとして登壇予定だ。さらに10月26日には、フィリピン若手映画監督による同国の映画事情についてのシンポジウムも開催される。
また、国際交流基金アジアセンターによって制作された限定ブックレットも充実した内容となった。プログラム・ディレクターとして作品選定を務めた石坂健治氏と、「リング」などで知られる中田秀夫監督の対談が実現し、その模様が収められている。ともにフィリピン映画に縁があり、約30年ぶりの再会となった2人。中田監督がフィリピン映画を対象として卒論を執筆し、その論文を石坂氏が当時読んでいたことや、最初の海外旅行としてマニラの友人を訪問し、感じたことなどを語っている。
さらに、母がフィリピン人ということもあり、フィリピン観光親善大使を務める女優の秋元才加がコメントを寄せている。「少し大人になれる映画を見た後では、旅で見た風景も違って見えてくるかもしれませんね。たくさんの方々にご鑑賞いただき、南国の『風』を感じてもらえたら、と楽しみにしております」。このブックレットは、本プログラムの来場者に無料で配布される予定。前売りチケットは、ticket boardで10月10日から発売。