故ポール・ウォーカーさんの娘、ポルシェを訴える
2015年10月1日 13:05

[映画.com ニュース] 2013年11月に自動車事故で死去した俳優ポール・ウォーカーさんの娘メドウが、ドイツの自動車メーカー、ポルシェに対し訴訟を起こしたことがわかった。
ウォーカーさんが乗っていたポルシェのカレラGTは、コントロールを失い電柱に衝突し炎上。車の所有者でハンドルを握っていた友人のロジャー・ロダスさんも帰らぬ人となった。メドウとその弁護士たちは、ポールさんは衝突の際の衝撃ではなく、その後に起きた火災で命を落としたと主張しており、適切な横滑り防止装置が搭載されていなかったことや、シートベルトに「欠陥があった」ことが死亡事故につながったとして、安全装備の不備を争点に責任を追及するようだ。
当局では事故当時に時速130~150キロで走行していたみており、スピード超過が事故の原因だったと結論付けているが、申し立てでは時速100~115キロほどだったと主張している。弁護士のひとりは米TMZに対し、「要するにポルシェのカレラGTは危険な車だということです。一般道での走行には適していないのです」と語っている。
現在16歳のメドウは、ウォーカーさんの42歳の誕生日になるはずだった9月12日、慈善団体「ポール・ウォーカー財団」の設立を発表した。ウォーカーさんが海に情熱を注いでいたことから、海洋科学の分野で才能ある学生や研究者に助成金・奨学金を給付することが主な活動内容になるという。
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