「トレインスポッティング」続編は来夏クランクイン
2015年9月30日 12:05
[映画.com ニュース] 批評家絶賛の新作「スティーブ・ジョブズ」をプロモーション中のダニー・ボイル監督が、1996年の大ヒット作「トレインスポッティング」の続編を、16年夏に撮影すると明らかにした。
作家アービン・ウェルシュの同名小説を映画化した「トレインスポッティング」は、スコットランドを舞台に、ドラッグ中毒の若者たちの退廃的な日常をスタイリッシュな映像で綴り、ボイル監督と主演ユアン・マクレガー、ジョニー・リー・ミラー、ロバート・カーライルの名を一躍世に知らしめた。「トレインスポッティング2(仮題)」の脚本は、前作の脚本家ジョン・ホッジが、ウェルシュの続編小説「ポルノ」の要素を取り入れつつ、独自の物語を執筆している。
米ハリウッド・レポーターのインタビューで、ボイル監督は「トレインスポッティング2(仮題)」について、来年5月、6月に撮影する計画であると語り、「4人全員(マクレガー、ミラー、カーライル、ユエン・ブレムナー)がカムバックする」とコメントした。ミラーが「エレメンタリー ホームズ&ワトソン in NY」、カーライルが「ワンス・アポン・ア・タイム」と、それぞれ米ドラマへのレギュラー出演契約があることから、撮影スケジュールはタイトになりそうだが、前作から20周年となる来年内の公開を目指しているようだ。
前作の予算はわずか200万ドル。続編はその何倍にも跳ね上がることが見込まれるが、ボイル監督は「2000万ドル以下にするつもりだ。だから、(スタジオから)僕らに映画のクリエイティブ・コントロールも委ねられるし、僕らが作りたいように作ることが出来る。これが自由に裁量できる最高額。もっと予算をつり上げることもできたが、僕らは前作のテイストを守るためにそうしなかった」と、あえて予算を低めに設定したことを明かした。そして、「当然だが俳優たちはこの作品の評価を大切にしていて、観客を失望させたり、ただの金儲けはしたくないと考えていた。だから実際、ジョンが書いた(続編の)脚本は、みんなからとても厳しい目で判断されたもので、それは素晴らしい出来なんだ」と語っている。
ボイル監督、マイケル・ファスベンダー主演の新作「スティーブ・ジョブズ」は、10月23日全米公開。
関連ニュース
映画.com注目特集をチェック
ザ・ルーム・ネクスト・ドア
【魂に効く珠玉の衝撃作】「私が死ぬとき、隣の部屋にいて」――あなたならどうする?
提供:ワーナー・ブラザース映画
キャプテン・アメリカ ブレイブ・ニュー・ワールド
【本作は観るべきか、否か?】独自調査で判明、新「アベンジャーズ」と関係するかもしれない6の事件
提供:ディズニー
セプテンバー5
【“史上最悪”の事件を、全世界に生放送】こんな映像、観ていいのか…!? 不適切報道では…?衝撃実話
提供:東和ピクチャーズ
君の忘れ方
【結婚間近の恋人が、事故で死んだ】大切な人を失った悲しみと、どう向き合えばいいのか?
提供:ラビットハウス
海の沈黙
【命を燃やす“狂気めいた演技”に、言葉を失う】鬼気迫る、直視できない壮絶さに、我を忘れる
提供:JCOM株式会社
サンセット・サンライズ
【面白さハンパねえ!】菅田将暉×岸善幸監督×宮藤官九郎! 抱腹絶倒、空腹爆裂の激推し作!
提供:ワーナー・ブラザース映画
激しく、心を揺さぶる超良作
【開始20分で“涙腺決壊”】脳がバグる映像美、極限の臨場感にド肝を抜かれた
提供:ディズニー