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新映像配信サービス「ボノボ」、6社約300タイトルから提供スタート

2015年9月30日 17:10

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「bonobo(ボノボ)」ロゴ
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[映画.com ニュース]映画やドラマ、アニメ、音楽など幅広いジャンルの映像作品が楽しめる、コンテンツホルダー直営型の新しい映像配信サービス「bonobo(ボノボ)」が、9月30日午前9時より提供をスタートした。

このサービスは都度課金型配信(TVOD&EST)で、作品1本から購入・レンタルでき、マルチデバイス/OS対応なので、テレビ、パソコン、タブレット、スマートフォンで視聴が可能(ただし現在、iPhone/iPad向け視聴用アプリケーションを準備中のため、iPhone/iPadでの視聴は不可)。

提供タイトルは、「ソロモンの偽証 前・後篇」「ストロボ・エッジ」「ドラゴンボールZ 復活の『F』」「ハンガー・ゲーム FINAL:レジスタンス」「シンデレラ」「娚(おとこ)の一生」など、松竹、東宝、東映、KADOKAWA、ウォルト・ディズニー・ジャパン、TBSテレビの6社約300タイトルからスタートし、12月以降40社以上に拡大する予定。映画・アニメ会社、テレビ局などのスタジオ、チャンネル毎の専用ページを開設し、各ユーザーにあった映像作品との出会いを高める「レコメンド機能」により、それぞれのライフスタイルにあった映像作品を提案していく(12月以降)。

このサービスのプラットホームは、今年5月末に発足した映画・音楽・アニメ・テレビ番組などの全てのコンテンツに関わる消費者の利益と事業者の発展を目的とする任意団体「ジャパン・コンテンツ・グループ」(JCG)の活動の第一弾として事業運営するもので、NTTドコモグループのパケットビデオ・ジャパンがシステム運用パートナーとなり提供する。JCGには、日本映画製作者連盟、外国映画輸入配給協会、洋画メジャー各社、在京民放5局などから加盟参加企業が集い、参加企業を含む主要なコンテンツホルダーとの間にJCGが立ち、円滑な映像配信に向けて協議を行っていく。

この9月には、米大手インターネット映像配信サービス「Netflix」やAmazon.comが会員向け映像配信サービス「プライム・ビデオ」を日本でスタートさせるなど、デジタル映像配信の普及が加速し、様々なサービスが増えてきている中で、ボノボがどこまで提供タイトル、機能を拡充しユーザーにとって便利なサービスとなれるのか、今後の展開が注目される。


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