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ライムスター宇多丸&高橋ヨシキが興奮した「マッドマックス」特典映像の中身とは!?

2015年9月30日 14:40

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(左から)高橋ヨシキ、宇多丸
(左から)高橋ヨシキ、宇多丸
(c)2015 VILLAGE ROADSHOW FILMS (BVI) LIMITED

[映画.com ニュース]ジョージ・ミラー監督が、トム・ハーディを主演に迎えたアクションシリーズ第4弾「マッドマックス 怒りのデス・ロード」のブルーレイ&DVD発売に先駆け、9月28日に都内で特典映像の試写会が開催。ヒップホップグループ「ライムスター」のメンバーで映画評論も手がける宇多丸と、「冷たい熱帯魚」(2010)の共同脚本を担当したデザイナー・ライターの高橋ヨシキが参加し、トークを繰り広げた。

映画は、近未来の荒野で、さすらいの元警官マックス(ハーディ)が女戦士フュリオサ(シャーリーズ・セロン)と協力し、狂気の独裁者イモータン・ジョー(ヒュー・キース=バーン)と激突するさまを描く。

イベントでは、第1作目から最新作まで収録した5枚組の「マッドマックス アンソロジー ブルーレイセット」に収録される、第1作「マッドマックス」についてのドキュメンタリー作品「マッドネス・オブ・マックス」を中心にトークが展開。高橋は「インディペンデントでとにかく何かをやってやるんだと強い意志をもった監督とスタッフが身を粉にしてやった結果。ここまで世界観を徹底させた努力・エネルギーに圧倒される」とスタッフの並々ならぬ情熱に言及。「このメイキングは知らないことがオンパレードで、(第1作と第2作の製作を務めた)バイロン・ケネディの存在が大きかったことがわかる」とより作品の理解を深めた様子だった。

一方、「ライブでも(「マッドマックス 怒りのデス・ロード」で登場する)“V8お祈りポーズ”をすると反響がすごい」と語る宇多丸は、「第1作目は(当時)見たことないアングルがあって、命がけで新しい映像を撮っていた。(多くの)カーアクション映画があるなかで、はっきりと違う映画だと感じたことを覚えている」と懐かしげに振り返る。30年ぶりの新作にも大満足の様子で、「今の日本で、文字通りのカルト映画になりつつある。いちアクション映画を超えて、映画史において大変重要な作品」と熱弁をふるったほか、今後の賞レースでの健闘を期待していると語った。高橋は、「(「マッドマックス」の過去作では)車が壊れやすくするために後ろのドアを外したり、映像を面白くするために努力した撮り方をしている。新作でも引き継がれていて、よりこだわりが強くなっている」とシリーズファンならではの視点で本作の魅力を解説した。

マッドマックス 怒りのデス・ロード」ブルーレイ&DVDは、10月21日から発売(レンタルも同時スタート)。「【初回限定生産】マッドマックス アンソロジー ブルーレイセット(5枚組/デジタルコピー付)」も同日発売。

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