栗田貫一、新テレビシリーズ「ルパン三世」をアピール「“新ファミリー”と新たな気持ちで挑んだ」
2015年9月29日 10:30

[映画.com ニュース]30年ぶりの新テレビシリーズとして10月から放送される「ルパン三世」の先行上映イベントが9月28日、東京・スペースFS汐留であり、ルパン三世役の声優・栗田貫一、プロデューサーの浄園祐、総監督の友永和秀、キャラクターデザインの横堀久雄、美術監督の山子泰弘、シリーズ構成の高橋悠也が出席した。
本作は2011年に栗田と次元大介役の小林清志以外の主要声優が一新された新声優キャストで挑む初のテレビシリーズ。栗田は「新メンバーになってから、初代ルパン役の声優・山田康雄さんの声を思い出しながら演じるのではなく、ルパン三世として芝居ができればそれでいいんだと思えるようになった」と本作が声優としての分岐点になったことを明かした。さらに「新ファミリーとともに、新たな気持ちで挑んだ作品。とてもいい作品になっています!」と笑顔でアピールした。
本作から登場する新キャラクターである、財閥の会長でありながらモデルで女優の美女レベッカの声を藤井ゆきよ、スゴ腕スパイのニクスの声を咲野俊介がそれぞれ担当する。栗田は「2人が加わった新チームは、みんなの思い入れがすごかった! 協力し合えた現場だった」とチームワークの良さに太鼓判を押した。またルパンについては、「子どもっぽすぎない、優しすぎない、強すぎない、悪すぎない。全てが丁度いい、ストライクのルパンです!」と今期のルパンの魅力を明かした。
今シリーズは、スタッフ陣が「王道をやるぞと旗揚げした」(浄園)、「45年前の初代ルパンのインパクトをもう一度再現したかった」(友永)、「ベテランの皆さんが“ルパンらしさ”の土台を作ってくださり、そこに若手スタッフの感覚を加えた」(浄園)と語る通り、TVシリーズ第1作へのオマージュを随所に感じる仕上がりとなっている。第1話の上映会では、5日前に完成したばかりというオープニング映像の段階から、初期を彷彿させる味のあるタッチとスタイリッシュな映像に、懐かしさと喜びのあまり思わず声をあげる観客も見られた。
公開された第1話は、ルパンがレベッカと結婚式を挙げる衝撃の展開から始まる。ふたりの結婚に対し銭形は疑惑を抱くなか、やがてルパンの思惑が明かされていく。さらにレベッカの登場によって、ヒロイン峰不二子のルパンに対する態度にも微妙な変化が見られる。また栗田が「第1話はすごいんですよ……ムフフ」と語る通り、初回はオールキャラクターが登場する豪華な内容となっている。
イタリアとサンマリノ共和国が舞台の新テレビシリーズ「ルパン三世」は10月1日から、日本テレビ系で毎週木曜日の深夜1時29分~1時59分放送。読売テレビ系は10月5日から、毎週月曜日深夜1時37分放送(初回は深夜1時42分~)。
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