「グラスホッパー」生田斗真、共演の後輩・山田涼介にメールで圧力!?
2015年9月29日 20:55

140万部突破のベストセラーとなった伊坂幸太郎氏の小説を、生田斗真、浅野忠信、アイドルグループ「Hey! Say! JUMP」の山田涼介の共演で映画化した「グラスホッパー」の完成披露試写会が9月29日、東京・丸の内ピカデリーで開催された。会場には、生田、浅野、山田と麻生久美子、菜々緒、村上淳、吉岡秀隆、瀧本智行監督が集結した。
作品タイトルにちなみ、キャストと瀧本監督は緑を差し色に使った衣装で登場。緑がふんだんに使われたスーツで登場した生田は、「気合い入ってます!」と高らかに宣言するも、メンバーの衣装と見比べ「緑が強くてほぼバッタ。着替えたい」と本音をのぞかせた。メガホンをとった瀧本監督とは、感情が欠落した殺人マシーンを熱演した「脳男」(13)に続きタッグを組んだが、「『脳男』のあと、今度は真逆の生田を撮りたいと監督がおっしゃっていたけど、こんなに早く実現してうれしかった」と感無量の面持ち。本作では、渋谷のスクランブル交差点で起こったある事件で婚約者を失った気弱な元中学校教師・鈴木に扮しているが、「高校の同級生にいつもメガネが曇ってるやつがいて、さえなくていいなと思って(劇中で使用する)小道具のメガネに指紋をつけ続けました」と役作りにあたって意外な部分でのこだわりを明かした。
本作の主人公の1人である若き殺し屋・蝉(せみ)を演じた山田は、本作の撮影が映画初参加だったそうで、対象を自殺に見せかけて殺す“自殺屋”の鯨に扮した浅野から「アクションがすごい」と称えられると「そんなことないです」と恐縮しきり。客席から「かわいい」と声がかかると、同じジャニーズ事務所の生田が「俺にも言え!」と切り返し、“先輩風”を吹かせていた。そんな生田は、撮影前に山田に「この映画はお前にかかっている」と激励のメールを送ったそうで、蝉の相棒・岩西役の村上から「そうやって(後輩の)芽を摘んでいくんだね」とからかわれていた。
「グラスホッパー」は、鈴木、鯨、蝉という3人の男たちの人生が交錯していくさまをサスペンスフルに描く。吉岡と麻生は“押し屋”と呼ばれる殺し屋とその妻、菜々緒は鈴木を追う闇社会の女をそれぞれ演じる。主題歌をYUKIが、挿入歌はアメリカのロックバンド、ザ・ジョン・スペンサー・ブルース・エクスプロージョンが担当する。11月7日から全国公開。
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