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「パパが遺した物語」監督が明かす、「撮影中に感動してしまった」シーンとは?

2015年9月28日 15:45

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「感動したい方にはぴったりな作品」と語る ガブリエレ・ムッチーノ監督(写真上)
「感動したい方にはぴったりな作品」と語る ガブリエレ・ムッチーノ監督(写真上)
(C)2014 FATHERS & DAUGHTERS NEVADA, LLC. ALL RIGHTS RESERVED

[映画.com ニュース]ラッセル・クロウアマンダ・セイフライドが親子役を演じた「パパが遺した物語」のガブリエレ・ムッチーノ監督が、本作の公開を前に映画.comのインタビューに応じた。

交通事故を起こして妻を亡くし、自身も後遺症に苦しむ小説家のジェイク(クロウ)と、その娘ケイティ(幼少期:カイリー・ロジャーズ)。7歳の娘を育て上げるため、病に打ち勝とうとする父の姿を描く“過去”と、20年後、過去のトラウマから人を愛せなくなってしまったケイティ(セイフライド)の“現在”を対比させ、両者の絆を描き出す。

幸せのちから」(2006)や「スマイル、アゲイン」(12)など、親子愛を軸にしたヒューマンドラマを手がけてきたムッチーノ監督は、「まず自分が感動する、自分の心を動かす作品を作りたいといつも思っています」と信条を語り、作品作りの重要な要素として脚本を挙げる。「なぜこの作品を映画化したかというと、まずは構造が独特だったことです。物語の核に“小説”がありますが、私たちはそれぞれ誰かの子どもであり、親から伝えられてきたものがあるからこそ、今の自分があるんだという大きなメッセージがあります。ケイティもまた、幼少期に体験した父との出来事が、個人の問題も含めて彼女を形作っているという点が面白いところだと思いました」。

ムッチーノ監督が語るとおり、本作は、親子のドラマを主軸に置きつつも、苦悩を抱えるケイティを中心とした大人のラブストーリーとしての側面も備えている。これまでにもさまざまな愛の形を描いてきたムッチーノ監督だが、自身が思う“ラブストーリー”とはどのようなものなのか、改めて聞いてみた。「人はみな、誰かを愛したい、愛されたいという欲求を持っていますが、その愛は何かというとつかめない。どんなものなのか、模索しながら探し続けることが愛だし、それを描くのが恋愛映画だと思います」と答えたムッチーノ監督は、「誰かを愛するということは、恐怖と向き合うということでもありますし、同時に素晴らしいものでもあります」と本作にも通じる恋愛観を明かした。

最後に、ムッチーノ監督にお気に入りのシーンを尋ねると、「幼少時のケイティとジェイクが、(カーペンターズの)『Close To You』を一緒に歌うシーンです。撮影中に自分が感動してしまって、セットにマジックが起きたようなシーンでした」と「俳優の中の“巨人”的存在で、現場では何度も(彼の素晴らしい演技に)言葉を失ってしまいました」と称賛するクロウの味わい深い演技を挙げつつ、サプライズに満ちた現場を振り返っていた。

パパが遺した物語」は、アーロン・ポールダイアン・クルーガーブルース・グリーンウッドらが脇を固める。10月3日から全国公開。

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