ビートたけしの浅草凱旋に2万5000人喝さい!第8回「したコメ」開幕
2015年9月19日 15:50

[映画.com ニュース] 東京・台東区の浅草と上野をメイン会場に、国内外のコメディ映画を特集上映する「第8回したまちコメディ映画祭in台東」が9月19日に開幕し、浅草公会堂ではオープニングイベントが行われた。会場前のオレンジ通りには全長約150メートルのレッドカーペットが敷かれ、総合プロデューサー・いとうせいこうをはじめ、上演作品関連のゲストの面々が結集した。
笑いを通して人々に元気を与えたコメディアンに贈呈される「コメディ栄誉賞」は、今年はビートたけしが受賞した。たけしにとって浅草は、若手時代に研さんを積んだ“故郷”ともいえる地。人力車に乗ってレッドカーペットに登場すると、約2万5000人の観客が“たけしコール”で歓迎した。たけしは、「昔だました女とか金借りた男とかが、『金返せ!』って来ないかビクビクしているよ(笑)」とジョーク交じりに話しながらも、「まともな映画よりも、コメディ映画っていうのはお金をいっぱい使うけど、芸術映画に比べて扱いは低い」とコメディの難しさを述べていた。
カーペットにはそのほか、観光大使・したコメ応援人の内海桂子、浅香光代、青空球児・好児、アニマル浜口、「男おばさん」の軽部真一アナと三上真奈アナ(笠井信輔アナはポリープ療養のため欠席)、「進撃の西村喜廣特殊造型講義」の西村喜廣と武田梨奈、「全力スマッシュ」のジョシー・ホー、イーキン・チェン、「すれ違いのダイアリーズ」のニティワット・タラートーン監督、「帰ってきたMr.ダマー バカMAX!」のボビー・ファレリー監督らが出席した。
同日に「進撃の巨人 ATTACK ON TITAN エンド オブ ザ ワールド」の公開を迎えた西村は、「台東区、しかも(会場から)すぐそこに住んでいるのに、ようやく参加できました」と明かし、武田も「本当にこの映画祭に一度来てみたかったんですけど、やっと呼んでもらえました」と大喜び。また、「第1回したまちコメディ映画祭in台東」以来、7年ぶりの来日となったファレリー監督は、ハリセン片手に「戻ってこられてうれしいです!」とご機嫌の様子だった。
浅草公会堂でのオープニングセレモニーでは、いとうは「アクト・ローカル、シンク・グローバルという言葉がありますが、地域に密着しながらグローバルに笑おうというメッセージを、世界中の人たちに交換しながらこの映画祭を進めていきたいと思います。そういった笑い、にこやかな気持ちが生まれるように祈っております」と語り、開会宣言した。さらに「モンティ・パイソン」のテリー・ジョーンズから、映画祭欠席を詫びるビデオメッセージも到着し、客席を大いに沸かせていた。
同映画祭は、9月22日まで開催。
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