中川大志&山本舞香、ドラマ「南くんの恋人」初回でいきなり“チュー”!
2015年9月16日 12:30
[映画.com ニュース] 「月刊漫画ガロ」で連載された内田春菊氏の人気漫画を11年ぶりにテレビドラマ化する「南くんの恋人~my little lover」の取材会が9月16日、都内で行われ、主演の中川大志、ヒロイン役の山本舞香が出席した。
今作は、高校3年生の南くんと、落雷を受け身長15センチになってしまった堀切ちよみの恋と同棲生活を描いたラブストーリー。これまで、1990年に工藤正貴&石田ひかり、94年に武田真治&高橋由美子、2004年に二宮和也&深田恭子でドラマ化されている。
南くん役の中川は、ドラマ初主演となるだけに「自分が連続ドラマの主演をやらせてもらうとは思ってもみなかった。もちろん目標ではありましたが、こんなに早いとは」とニッコリ。そして、「主役としてスタッフ・キャスト全員のチームの代表として引っ張っていくというイメージだったので、そういう風になれたらと思って現場に入りましたが、なかなかそんな余裕もなく、毎日必死にやっていました」と苦笑いを浮かべていた。
一方、ちよみ役の山本は、「歴代の方たちがすごいので、プレッシャーはあったんですが、今までにないことができたらいいなと思っていました」とニッコリ。撮影時を振り返り、「2週間、朝から晩まで毎日撮っていたんです。大変でしたが、良い作品ができたと思います」と胸を張った。
「現場で苦労したシーンは?」と問われると、中川は小さくなったちよみとの掛け合いシーンだと回答。CGでちよみの姿を合成するため、「リハーサルとテストまでは、(ちよみの)等身大の人形を置いて芝居をします。現場には舞香ちゃんもいてくれて、掛け合いをやりながら芝居が出来るんですが、本番になると人形もなくなって、何もないところの芝居をしなくてはいけない」と吐露した。それでも、次第に感覚が研ぎ澄まされたようで、「人形がなくなっても、段々と実際にそこにいるように表情や動きが見えるようになって、それはすごく不思議でした」と明かしていた。
さらに、山本は「1話ごとに、キュンキュンポイントが3つあるんですよ」とアピールし、中川も「台本のなかで、『ここはキュンキュンさせて』というポイントでハートマークがついてるんです。毎回、スタッフさんの気合の入りかたが違うんです」と同調する。そして、第1話の“胸キュンシーン”について、山本が「最初から、ぶつかってチューしちゃうんですよ。そこが一番キュンキュンします」と話すと、ふたりは照れ臭そうに顔を見合わせていた。
「南くんの恋人~my little lover」は、11月にフジテレビ系で放送開始。この日は、台湾、韓国、中国、アメリカ、カナダなどでの配信決定も発表された。