長編アニメ「リトルプリンス」日本語吹き替え版の王子役は池田優斗くんに決定!
2015年9月16日 20:50

[映画.com ニュース] アントワーヌ・ド・サン=テグジュペリの名作小説「星の王子さま」を長編アニメーション化した「リトルプリンス 星の王子さまと私」の日本語吹き替え版で、実力派子役の池田優斗くんが星の王子さま役の声を担当することが決まった。
優斗くんは、公開中の映画「at home アットホーム」で、犯罪で生計を立てている一家の次男役で、実親から虐待を受けていた過去を持つ少年を好演。さらに舞台「エリザベート」ではオーストラリア皇太子の幼少期を演じ、演技のみならず歌声も披露するなど多彩な才能を発揮する実力派だ。
原作のイメージを崩さぬよう、特に慎重に進められたという今回のキャスティングは、複数の子役によるオーディションが実施され、優斗くんの無邪気で愛らしい笑い声と、王子の繊細な心情を表現できる確かな演技力が決め手となった。優斗くんは、「(王子さま役に)決まった時はすごく嬉しい気持ちでいっぱいでしたが、僕がこんなにすごい役をちゃんとできるかちょっぴり不安もありました。アフレコはすごく楽しかったです。心に残る素敵な作品だと思うので、たくさんの人に見てもらいたいです」と喜びのコメントを寄せた。
1943年の出版以降、世界270以上の言語に翻訳されている不朽の名作を、原作にはない“その後”の物語を追加して描くファンタジー。厳しい母親の言いつけに従い、進学校に入ることを目標にする9歳の少女が、元飛行士の老人に出会い、不時着した砂漠で星の王子さまに出会った思い出話を聞かされる。やがて少女は、病に倒れた老人の代わりに、星の王子さまを探す冒険に出発する。日本語吹き替え版には優斗くんのほか、子役の鈴木梨央ちゃん、瀬戸朝香、津川雅彦、ビビる大木、伊勢谷友介、滝川クリステル、竹野内豊らが参加している。
「リトルプリンス 星の王子さまと私」(2D/3D)は11月21日公開。
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