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内村光良×三村マサカズ×大竹一樹が好きなコメディ映画とは?

2015年9月14日 22:50

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内村光良とさまぁ~ずのふたり
内村光良とさまぁ~ずのふたり

[映画.com ニュース] この日の朝、大竹一樹は妻の出産に立ち会い、病院から内村光良に報告のメールを入れた(三村マサカズが知ったのはマネージャー経由)。公私にわたる仲の良さが垣間見えるが、振り返ると、20代で知り合いながら「さまぁ~ず」と内村の距離が本当の意味で縮まったのは、この10数年ほどの間だという。(取材・文・写真/黒豆直樹)

「内村プロデュース」(2000年放送開始)に「さまぁ~ず」が出演するようになり「その頃も何となくまだ緊張感があって」(三村)、「それでも毎週、飲みに行くようになって」(大竹)、付き合いが深まり、「いまじゃなめられたもんですよ(苦笑)」(内村)。そして2006年、“脱力系成り行きバラエティ”と銘打って、普段の関係性をそのままカメラに収めた「内村さまぁ~ず」が開始となる。ネットでの配信に始まり、地上波でも放送されるようになり、DVDは累計100万本を突破。ついにこの3人をそのまま主役に据えて、番組を映画化した「内村さまぁ~ず THE MOVIE エンジェル」が公開された。

バラエティ番組の映画化と聞くと、テレビでの企画をそのまま拡大したものをイメージしてしまうが、本作は全く違う。テレビの延長でもコントでもなく、あくまで3人は“役者”として出演しており、随所に笑いをちりばめつつ、意外にも感動のドラマが展開されていく。

俳優、監督としての経験を持つ内村は、こうした本作の構成を「画期的!」と評する。そんな中で感じられる「内村さまぁ~ず」らしさ、普段の番組のエッセンスを聞いてみると、「やはりアドリブをうまく取り入れているところですね。後ろにスタッフの笑い声が入っていたり、共演者が笑っているけど、そのシーンをそのまま本編でも使っていたり、普通のドラマだけどその場でのライブ感を生かした作りになっていますね」。

普段から、様々な番組やトークライブで、決められたセリフでやり合うコントあり、打ち合わせ一切なしのガチンコの掛け合いありと経験豊富な「さまぁ~ず」の2人だが、ドラマ部分のセリフのやり取りに関しては「大いに問題あり(苦笑)」と口をそろえる。

大竹によると、「エンジェル探偵社」での最初のシーンで「三村さん、最初の電話のシーンでいきなりかんでいますからね。しかも、それがそのまま使われているという(笑)」。だが、その三村が終盤にかけて、“俳優”として味のある演技を見せる。「いや、自分で言うのもなんですが、お風呂のシーンや遊園地の後のあたりから最後にかけては、アカデミー賞に引っかかってもいいんでないかと思いますね(笑)」。あまりのセリフ覚えの悪さに、自らが映ってない部分では最後まで台本を手放さなかったというオチがついてはいるが……。

テレビ番組では、この3人が並んであれこれと掛け合いを見せるのはおなじみの光景だが、映画というフォーマットでそろうのはそうそうあることではない。これを機に映画についても聞いてみた。それぞれ、好きなコメディ映画は? 内村は「この映画とも雰囲気が似ている部分がある」と80年公開の米コメディ「フライングハイ」を挙げる。「画面の手前で芝居やっている後ろで、アホなことやパロディやっていたり、視覚的なギャグも多いんですよね。秀逸なコメディだと思います」。

三村は子どもの頃から「男はつらいよ」シリーズに慣れ親しみ、いまでも全巻持っているという。「コメディというとちょっと違いますが、肩の力を抜いて見られて、笑っちゃうんですよ。どうしても“コメディ”と言われるとハードルを上げてしまい笑えない映画も多いけど、寅さんだけは別。その意味で、この映画も肩ひじ張らずに見てほしい」。

大竹は普段、コメディ映画を見ることはほとんどないという。「むしろ、コメディではない映画にちりばめられた笑いが好きなんですね。『恋人たちの予感』の食堂でのやりとりとか。特に洋画はちょっとしたシーンでの表情やリアクションの動きが面白いなと思って見ていますね」。

今回の映画も、もちろん随所に笑いを狙った“地雷”を埋め込んではいるが、何気ない3人の普通のやり取りがくすりと笑いを引き出す。その意味で、彼らを語る上で常に枕詞として付いてくる“ゆるさ”が本作でもキーワードといえる。

「『ゆるい』っていつも言われますけど、三村さんはいままで、1日たりともゆるく生きたことがないそうですよ(笑)」とは大竹の証言。「そうなんです、ゆるかったらおれ、肩こりになるはずないんですけどね(笑)」と三村が同調する。内村が2人の言葉を引き取る。「ゆるく見えますが、お笑いに対して全力ですね。まあ、私はこの『内さま』に関してだけは気を抜いてやっていますけどね(笑)」。

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