ペ・ドゥナ、アクション初挑戦のNetflixドラマ「センス8」で思わぬ“代償”!
2015年9月8日 17:20

[映画.com ニュース] 日本でもサービスを開始したアメリカ発のインターネット映像配信サービス「Netflix」のオリジナルドラマ「センス8」に出演するペ・ドゥナが来日し、インタビューに応じた。
「センス8」は、「マトリックス」シリーズで映像界に革命を起こしたラナ&アンディ・ウォシャウスキー姉弟がメガホンをとったSFアクション。サンフランシスコ、シカゴ、ロンドン、レイキャビク、ソウル、ムンバイ、ベルリン、ナイロビ、メキシコシティの8カ国9都市を舞台に、互いの思考や行動、感情に感応する能力を与えられた男女8人が、自分たちに起こった異変を突き止めようとするさまを描く。
ペ自身「12時間の映画」というほど広大なスケールの作品だが、はじめて脚本を読んだときにはストーリーに興味を示しながらも、「どうやって撮るんだろうと思いました」と戸惑ったそうだ。ペはソウルの大企業の社長令嬢で、元キックボクサーでもあるサンを演じているが、男女8人が意識を共有するという特異な状況に加え、格闘家という初めての役柄にも苦労が絶えなかったと明かす。
「ずっと筋肉痛に悩まされながら数カ月間過ごさなければいけなかったですし、筋肉もたくさんついてしまった」と、劇中で“やせっぽち”と呼ばれるシーンがあるものの、「全然やせてないじゃん!と思った」と冗談交じりに振り返った。劇中では、“感応能力”を表現するべく、同じ場面でキャラクターだけが切り替わる、という斬新な表現が随所に見られる。ペは、「リングの上で相手を制圧するシーンの振り付けと、アフリカで撮るシーンが合っていないといけない。それがうまく編集処理されていたので、びっくりしました」と、出演者にとっても登場人物のような新鮮な驚きがある作品だと語った。
ペは、ウォシャウスキー姉弟の作品に出演するのは「クラウド アトラス」(2012)、「ジュピター」(15)に続いて3作目。“ウォシャウスキー組”に欠かせない女優となりつつあるが、独特の世界観を持つ姉弟を「人間本来が持っている本質の部分に忠実な方々」と評する。「(ハリウッド作品では通常)アジアの俳優たちって英語ができるかどうかを試されるんですが、ウォシャウスキー監督は、俳優がそのキャラクターにちゃんとなりきっていれば、外的な要因は気にしない。また、即興性があって、現場で色々変わります。現場や俳優、あちこちでインスピレーションを得ているようです」と、作品作りのリーダーとしての度量の深さに敬服しつつ、その感受性の豊かさが大きな魅力だと語った。
「センス8」は、Netflixにて全12話が配信中。
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