北村一輝、「猫侍」新作は脚本も担当 ヒロインLiLiCoに“壁ドン“提案
2015年9月4日 19:00
2013年に連続ドラマとして誕生し人気を博した「猫侍」。ひょんなことから白猫の玉之丞を飼うことになった浪人・斑目久太郎の姿をコミカルに描き出す。
北村は「原案・脚本」とクレジットされている点について「アイディアを話したくらいです」と苦笑い。「最初に上がってきた脚本は、玉之丞がいなくても成り立っている話でした。ドラマで培ってきた魅力が描かれていないと感じ、久太郎と玉之丞のエピソードを盛り込みました。それが連ドラ『SEASON2』の撮影時期。その後すぐに映画の撮影が始まりますから、昼間に撮影。終わったらプロデューサーと打ち合わせ。この繰り返しの日々でした」。
そこに登場する“女海賊”のイメージとして、北村は当初からLiLiCoの名を挙げていた。LiLiCoは「映画コメンテーターを14年やってきて、オファーはたくさんあったけど声優以外の実写作品は断ってました。私の番組で扱ってほしいだけでしょっていう話も多かったですし。でも今回はまず大好きな北村一輝さんの作品! しかもプロットに『男みたいな女が座ってる』とあって『これ私じゃん、やらなきゃ!』と思いました。正式な台本で2番目に自分の名前があって『ヒロインですよ』と言われた時はひっくり返りましたけど(笑)」と振り返る。
ちなみにLiLiCoにとって北村は「一番好きな俳優」。映画コメンテーターとしてではなく、もはや恋する肉食女子の顔で熱烈な“北村愛”を語る。「仕事でハリウッドスターにも会ったし、若い俳優さんがスターになっていくのも見てきましたが北村さんが一番! カッコよくてストイックで何でもできちゃう。ちなみにこの顔は、外国人から見てもカッコいいので、ぜひもっと海外の作品にも出ていただきたいです」。
劇中、北村がLiLiCoに壁ドンをするシーンは、LiLiCoがバラエティ番組で木村拓哉や斎藤工に壁ドンをされたことが現場で話題に上がり「してみますか!」と北村が提案して実現した。LiLiCoは「私の壁ドン歴に新たな名前が」と喜ぶが、北村は「その時、つい胸に手が触れてしまって……」と数々の女優とラブシーンを演じてきたとは思えない照れくさそうな笑みを浮かべる。
時代劇らしからぬ壁ドン然り「現場に入ったら『こうしなくてはならない』という常識を持たない」というのが北村のスタイルであり、このシリーズの魅力。「ツッコミどころも満載ですが『こういう映画もありますよ』という気持ちです。見る人に楽しんでもらうことにプライドを懸けた、家族揃って気兼ねなく楽しめる作品です。ぜひ劇場に足を運んで頂ければ嬉しいです」
「猫侍 南の島へ行く」は9月5日公開。
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