37年ぶりに再上映!「百万本のバラ」モデルの画家描く「放浪の画家ピロスマニ」予告編
2015年9月3日 15:00

[映画.com ニュース] 11月21日から37年ぶりに再上映される、グルジア(現・ジョージア)を代表する画家・ピロスマニの半生を描いた「放浪の画家ピロスマニ」の予告編が公開された。ピロスマニは貧しい絵描きが女優に恋焦がれる悲恋を歌った「百万本のバラ」のモデルとしても知られており、予告編では、ふたりの出会いのシーンも映し出される
1969年に製作された本作は、19世紀後半に生きた独学の天才画家ニコ・ピロスマニ(1862-1918)の半生を、グルジアの風土や民族の心とともに映像化したもの。正規の美術教育を受けなかったピロスマニが、独自の手法で店の看板や壁に飾る素朴なタッチの絵を描きながら、放浪の日々を送る姿をつむぐ。
日本では1978年にロシア語吹き替え版で劇場公開され、今回デジタルリマスター・グルジア語オリジナル版での日本再上映となる。再上映にあたりギオルギ・シェンゲラヤ監督からは「今回日本で再び上映されるのは、グルジアの古い伝統を解し、愛する人々が日本に変わらずたくさんいるからなのでしょう。再上映の成功を心から祈っています」とコメントを寄せている。
「放浪の画家ピロスマニ」は、11月21日から岩波ホールほか全国で順次公開。
関連ニュース






映画.com注目特集をチェック

ファンファーレ!ふたつの音
【本作、良い映画ではないです。最高に良い映画です】“ほっこり系”と油断してた…感情が持ってかれた
提供:松竹

これ観てない人、マジもったいない!!
【夏に観逃したという人へ…】まだ間に合う!むしろ今こそ映画館へ【知れば絶対に観たくなる7の事実】
提供:東宝東和

4歳の息子が誘拐された。
【しかし、誘拐犯が死体で見つかった】警察は息子に疑いを向ける…衝撃の極限ヒューマンサスペンス
提供:東映

なんだこれ!?!? 絶対に観る。
【個人的・下半期で最も観たい映画No.1】“ダメ男”が、強烈変態異常者に追われます…
提供:ワーナー・ブラザース映画

宝島
【超異例の「宝島」現象】こんなにも早く、心の底から“観てほしい”と感じた映画は初めてかもしれない。
提供:ソニー・ピクチャーズエンタテインメント