ロックバンド「SA」のライブが映画化!クラウドファンディングで資金調達目指す
2015年9月1日 13:00
[映画.com ニュース]生誕30周年を迎えたロックバンド「SA」が今年7月に東京・日比谷野外大音楽堂で行ったワンマンライブを、映画化するプロジェクトが始動した。クラウドファンディング「CAMPFIRE」との連携が決定し、10月8日までに300万円を資金調達することが目標。また、1口500円から最大20万円までのプランが用意されており、出資者にはライブリハーサルへの招待券や、メンバーの生演奏で歌唱できる権利などの特典が贈られる。
SAは、1984年にボーカル・TAISEIが中心となって結成されたロックバンド。「コムレイズ」と呼ばれる熱狂的なファンとともに、情熱的なライブパフォーマンスを行うことで知られている。SAのメンバーは、映画化にあたり「コムレイズがいるから、俺たちを支えてくれる皆がいるからそんな思いで必死に戦い続けました」と謝意。そして「まだまだ上を目指します! 皆で一緒に作りたい! みんなで一緒に上を目指したい! 皆様からのご支援、よろしくお願いいたします!!」とコメントを寄せている。
SAのミュージックビデオを数多く手がけてきた岩木勇一郎が監督を務め、ライブの模様、リハーサル、楽屋裏風景を20台以上のカメラで収めた。当初はDVD制作のために撮影に入った岩木監督だが、SAとコムレイズの絆や、野音を包む熱気に圧倒され、映画化を決意。それだけに、「皆で一緒に見られる映像にするべく、もっと多くの人たちにSAの魅力を知ってもらうべく、映画館に持っていきたいのです。皆様のご協力、宜しくお願い致します」と呼びかけている。
映画のタイトルは「劇場版SA サンキューコムレイズ!(仮)」で、2016年2月公開予定。現時点では東京でのみ公開予定だが、クラウドファンディングでの調達額によっては、愛知・名古屋、大阪での拡大もあるという。詳細は、HP(http://camp-fire.jp/projects/view/3080)に掲出中。