綾野剛、多部未華子にキスシーンでの“ヒゲの痛み”を謝罪
2015年9月1日 20:00

[映画.com ニュース] ジョージ朝倉氏の人気コミックを映画化した「ピース オブ ケイク」のライブ付き上映イベントが9月1日、東京・豊洲PITで行われ、主演の多部未華子をはじめ共演の綾野剛、田口トモロヲ監督、主題歌を担当した加藤ミリヤと峯田和伸(銀杏BOYZ)、音楽を手がけた大友良英が舞台挨拶に立った。
綾野は、多部とのキスシーンを「(自身の)ヒゲが痛いんじゃないかというのが、すごく気になっていました」と振り返り、「監督にカットを粘られたシーンで、多部さんのこのあたり(口回り)が赤くなっていました。メイクさんが必死に直しているのを見て、申し訳ないと思ってヒゲが柔らかくなるように、ずっと揉んでいました」と謝罪。これを受けた多部が「(綾野のヒゲは)長さがあったから、短くなるともっと痛いんだと思いますよ。でも、全然気にしていなかったです」と明かすと、綾野は胸をなでおろしていた。
さらに、劇中のお気に入りシーンを問われると、多部と綾野は“オカマ役”に挑戦した松坂桃李と共演したひと幕に言及。多部が「(松坂演じる)天ちゃんが出てくるシーンはどこも好きです。すごくかわいいし、インパクトがある言葉を残して、それが随所に出てきます」と語れば、綾野も「画の強度がありますよね、松坂桃李がマイノリティをやっているのが」「天ちゃんがかけ橋になってつないでくれて、(男女)どちらの気持ちも伝えていく。男と女はどうなのか、真ん中のマイノリティとして伝える、裏の主役ですよね」とほめちぎっていた。
また舞台挨拶後には、大友が率いるバンドの演奏とともに、加藤と峯田が主題歌「ピース オブ ケイク 愛を叫ぼう」を含む4曲を生披露した。約1000人の観客を熱狂させる模様を見守っていた多部は、「圧倒されました、ふたりのパワーがとにかく素敵で、感動しました。贅沢な時間でした」と大満足の様子。綾野も「峯田さんが出てきた時の、タダ者じゃない破壊力。加藤ミリヤさんが出てきた時も、魅力的で吸い込まれるような歌声で、本当に興奮しました」と脱帽しきりで、「いいっすね、ライブって。やっぱり大好きです」と目を輝かせていた。
「ピース オブ ケイク」は、恋愛ベタな梅宮志乃が、隣人で彼女持ちの菅原京志郎と出会い、本気の恋に奮闘する姿を描く。9月5日から全国公開。
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