ミシェル・モナハン、日本へのありったけの愛情を明かす
2015年8月31日 12:00

[映画.com ニュース] 日本生まれのゲームキャラクターが多数登場するハリウッドのSFエンタテイメント映画「ピクセル」に出演する女優ミシェル・モナハンが、メキシコ・カンクンで6月に開催された「Summer of Sony Pictures Entertainment 2015」で、映画.comのインタビューに応じた。
今作は人気ゲームのキャラクターに扮し地球を侵略してきた宇宙人に対し、地球の危機を救うためオタクたちが立ち上がるというストーリーの異色作。「ハリー・ポッターと賢者の石」のクリス・コロンバス監督がメガホンをとり、アダム・サンドラー、ケビン・ジェームズらが出演。タレントの柳沢慎吾、渡辺直美が日本語吹き替え声優を務め、歌手でモデルの三戸なつめの新曲「8ビットボーイ」が日本語吹き替え版主題歌に起用されている。
モナハンは、今作を象徴する“パックマン”について「私にとって、子どもの頃に2番目にやったゲームが『パックマン』だったの。アーケードへ行って、25セントのコインを入れては遊んだものよ」と述懐。さらに、「若い頃の特別な思い出。あのゲームを通じて他の男の子や女の子と社交をしたから、よく覚えているの」とほほ笑む。
だが、脚本を読む前はイメージが思い浮かばなかったそうで「私には違う気がするな」と思ったという。それでも、「脚本を読んで衝撃を受けたわ。楽しくて、すっかり没頭してしまったの。パックマンって、すごく単純で無邪気じゃない? それが突然、悪者になるのよ。私の世代のゲームの数々を新しい世代の子どもたちに改めて紹介する、素晴らしい機会だと思ったの。スペシャルエフェクトも使っているし、見た目もちょっと洗練されていて、きっと喜んでくれると思うわ」と目を輝かせた。
またモナハンは、大の日本通として知られているが「犬にロッポンギって名前をつけたほど日本が好きなの。クレイジーよね(笑)。何年も乃木坂に住んでいたから」と告白。大学時代にモデルとして来日しており、「いろんなファッション雑誌に出たし、伊勢丹やほかのデパートの仕事もしたわ。その稼ぎで大学の学費を払ったの。ジャーナリズムを専攻していたんだけど、1年に3~4カ月は日本に行って、そのギャラで大学へ通っていたの。大学では日本語を学ぶこともできたし、素晴らしい経験だったわ」と語る。
日本では食べ物と街のライトが印象的だったそうで、「銀座、新宿、渋谷のスクランブル交差点、恵比寿、表参道、どれも強烈に覚えているわ。最近、友達が日本へグルメ目的で行くっていうからリストを作り始めたんだけど、2時間経っても終わらなかったのよ(笑)」と述懐。「若かった私が、日本でどれほど多くのことを学ばせてもらい、どれほど成長させてもらったか……。日本の人たちは本当に親切だったわ。何度『スミマセン、タスケテクダサイ』って言ったことか(笑)。そういう思い出は、一生忘れないわ」と日本語を交えながら、思い入れたっぷりに打ち明けた。
「ピクセル」は、9月12日から全国公開。
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