不倫サイト「アシュレイ・マディソン」題材のテレビドラマが企画中
2015年8月28日 22:45
[映画.com ニュース] カナダの会社が運営し、世界的に展開する既婚者向け出会い系サイト「アシュレイ・マディソン」を題材にしたテレビドラマを制作する動きがあると、米ハリウッド・レポーターが報じた。
「アシュレイ・マディソン」といえば、先頃ハッキングされ、登録会員約3200万人分の個人情報がインターネット上に公開されるという事件があったばかり。情報をさらされてしまった利用者の中には大企業のビジネスマンはもちろん、米軍や政府関係者も多くいたことがわかっている。
米OutEast Entertainmentがプロデュースを手がけるドラマ「Thank You Ashley Madison(仮題)」は、今回の事件に乗じて持ち上がった企画であることは確かだが、内容的にはハッキングや情報流出とは関係のないドラマになるという。
実際の「アシュレイ・マディソン」の創業者でCEOノエル・バイダーマンは男性だが、今回のドラマではそれを女性に変更。子どもたちの母親である主人公が、生計を立てるために不倫サイトの運営を始めるという設定で、ドラマ「JUSTIFIED 俺の正義」のジェニファー・ケネディとイアン・マクドナルドが脚本を手がける。
なお、本プロジェクトはまだごく初期段階にあるという。