ジェイク・ギレンホール、ボストンマラソン爆破テロの映画に主演か
2015年8月3日 17:40

[映画.com ニュース] 米俳優ジェイク・ギレンホールが、2013年のボストンマラソン爆破テロ事件を題材にした映画「Stronger(原題)」の出演に向け交渉を行うようだと、米バラエティが報じた。
米ライオンズ・ゲートが製作する本作は、マラソンに参加した恋人をゴール付近で待っていたときにテロに巻き込まれ、両足を失ったジェフ・バウマンさんの体験をもとに描くもので、「スモーキング・ハイ」のデビッド・ゴードン・グリーン監督がメガホンをとる。Aリストスター数人に面会したスタジオの重役たちは、バウマンさん役にギレンホールの起用を希望しているようで、まもなくオファーするとみられている。
13年4月15日に起こった同事件では3人が死亡、260人以上が負傷。チェチェン系移民のジョハル・ツァルナエフが逮捕され、もうひとりの実行犯である兄タメルラン・ツァルナエフは逮捕劇の際に死亡した。映画では、バウマンさんの体験とリハビリについてつづった同名書籍(バウマンとブレット・ウィッターの共著)を、脚本家デビュー作となるジョン・ポローノが脚色。「ザ・ファイター」のデビッド・ホバーマン&トッド・リーバーマン&スコット・シルバーがプロデュースを手がける。
ギレンホールが出演した「エベレスト3D」(バルタザール・コルマウクル監督)は、9月に開催される第72回ベネチア国際映画祭のオープニングを飾ることが決定しているほか、ナオミ・ワッツと共演した「Demolition(原題)」(ジャン=マルク・バレ監督)が第40回トロント国際映画祭に出品されることが決定している。日本では、主演作「ナイトクローラー」が8月22日、「エベレスト3D」が11月6日、ボクシング映画「サウスポー(原題)」が来年公開される予定だ。
なお、本作のほかにも同事件を映画化する企画がふたつ進行しており、CBSフィルムがマーク・ウォールバーグ主演の「パトリオッツ・デイ(原題)」、フォックスが「ボストン・ストロング(原題)」の製作に向け動いている。
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