南米ドキュメンタリーの巨匠の映像美を堪能する2部作「光のノスタルジア」「真珠のボタン」予告編
2015年8月1日 08:00

[映画.com ニュース]南米チリを代表するドキュメンタリー作家パトリシオ・グスマン監督による2部作「光のノスタルジア」「真珠のボタン」の予告編が、公開された。
「光のノスタルジア」は、世界中から天文学者が集まるチリのアタカマ砂漠と、そこにとどめられたさまざまな「記憶」に焦点を当て、祖国チリがたどってきた苦難の歴史を大自然の圧倒的な映像美で映し出す。2011年山形国際ドキュメンタリー映画祭で最優秀作品賞を受賞した。
2015年ベルリン国際映画祭で銀熊賞(脚本賞)を受賞した「真珠のボタン」は、チリ南部に位置する西パタゴニアの海底から発見された真珠貝のボタンから、植民者によって祖国と自由を奪われた先住民の記憶を浮かび上がらせ、ピノチェト独裁政権下で政治犯として海に沈められた犠牲者たちの声をすくい上げていく。
このほど公開された予告動画で、「光のノスタルジア」編では天文学者が集まるアタカマ砂漠で、行方不明の肉親の遺骨を探して地を掘り返す人々がいる姿を、壮大な宇宙の映像とともに映し、「真珠のボタン」編では真珠のボタンと引き換えに売られたという先住民のエピソードを軸に、全長4300キロ以上に及ぶチリの長い海岸線とその海の起源から人類の歴史と記憶をひも解く映像が切り取られている。
(C)Atacama Productions (Francia), Blinker Filmproduktion y WDR (Alemania), Cronomedia (Chile) 2010
関連ニュース






映画.com注目特集をチェック

入国審査
【これめっちゃ面白かった】この2人、空港の入国審査で何時間も尋問される…一体なぜ? 衝撃の結末へ
提供:松竹

またピクサーが大傑作つくったんですか…
【大人がボロボロ泣く感動超大作】両親を失った主人公の再生。そのままの君が好きだよ。
提供:ディズニー

映画界を変える“究極の推し活”がある。
【革命的すぎてヤバい】大好きな俳優と映画を、まさかの方法でとことん応援できる!!
提供:フィリップ証券

ジュラシック・ワールド 復活の大地
【超絶パワーアップ】マジ最高だった!! 究極のスリル、圧倒的な感動、限界突破の興奮!!!
提供:東宝東和

何だこのむちゃくちゃ“刺さる”映画は!?
【尋常でなく期待してる】“命より大事な誰か”のためなら、自分の限界を超えられる。
提供:ディズニー