光のノスタルジア

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光のノスタルジア
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解説

世界中から天文学者が集まるチリのアタカマ砂漠と、そこにとどめられたさまざまな「記憶」に焦点を当てたドキュメンタリー。チリ北部、太平洋とアンデス山脈の間を走り、標高3000メートルに位置するアタカマ砂漠は、湿気や大地の揺らぎが少なく天文観測に適しており、世界中から天文学者が集まる場所として知られている。一方で、古代人のミイラや探検者、採掘鉱夫たちの亡がらがいまも手付かずに残っている。生命の起源を求めて天を仰ぐ学者たちのかたわらで、行方不明の肉親の遺骨を探して地を掘り返す人々がいるアタカマ砂漠の姿を、壮大な宇宙の映像とともにとらえた。2011年の山形国際ドキュメンタリー映画祭で最優秀作品賞を受賞(映画祭上映時タイトル「光、ノスタルジア」)。

2010年製作/90分/フランス・ドイツ・チリ合作
原題:Nostalgia de la luz
配給:アップリンク

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(C)Atacama Productions (Francia), Blinker Filmproduktion y WDR (Alemania), Cronomedia (Chile) 2010

映画レビュー

4.0夜空の星の神秘と人の営みの不思議、見えない命の大きさ

2016年3月11日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

知的

何だか、これはSF映画の世界にでも迷い込んでしまった錯覚を覚える作品だった。
そして、小学生の頃の星空を飽きずに眺めていた子供時代に帰還した感じ。
カメラが映し出す星空を見上げるのは、何とも夢見心地と言えば良いのかなぁ?
最近では、プラネタリュームなどへも行かないし、ゆっくりと星空も眺めない。
そして、私は天文学に無知なので、チリの山岳地帯にこれ程の最新で、最高の設備の整った天文観測所が存在していた事すら知りませんでした。そしてここに世界各国から多数の天文学者が集結している事も全く知りませんでした。
その一方で、この作品で、独裁政権下で愛する家族を失った人々が、これらの砂漠地帯で今尚遺骨探しに明け暮れていると言う現実が描かれている。
その宇宙観測と遺骨収集と言うかけ離れた現実を目の当たりにすると、不思議とこれらかけ離れている事が一体化していると言う気持ちが生まれる。
人間の争いや、憎しみって、本当はとても小さい事に気付かされるのだ。
宇宙の歴史と、時間の長さを考えると、人の一生は余りにも短い。
そしてこの宇宙空間から考えると情けなくなる程ささやかで、小さいエリアで人は生きている。この小さな地球の片隅で、日々私達は取るに足らない事で互いの命を奪い合う。でもその命は、1度しかない人生でとても貴重な体験なのだから、殺し合う事程愚かしい事はない。
天文観測所のドキュメンタリー作品だと考えていたら、これは予想に反していた作品でしたが、決して観て損はない作品だと思いました。当たり前の事だけれども一人一人の小さな命もみんなこの広い宇宙の一員なのですね!みんなが一つに溶け合って宇宙が出来上がっているってとても神秘的で大きな感動でしたよ!

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Ryuu topiann(リュウとぴあん)

4.0素敵・・・

2015年10月29日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

知的

難しい

幸せ

 岩波ホールで鑑賞★一般受けしないであろうドキュメンタリーです。

宇宙のこともそこまで詳しくないけど、映像が美しい。
そして いろいろな歴史問題にも。

廃墟とかノスタルジックな雰囲気好きもおすすめです。

だけど、娯楽映画ではないのでその点は注意。

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ポポロン

4.5チリとともに去りぬ

SHさん
2015年10月13日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

知的

難しい

砂漠という共通項をもとにチリ悠久の歴史が解きほぐされてゆく。チリの歴史に精通していなくとも、十分にその意図するとこを理解可能。
インタビューとイメージ映像のコントラストが絶妙。語られる言葉全て、そして映し出される自然の全てに意味が込められている。
砂漠という共通項から始まり、それ以外にも共通する事柄が見いだされていき、チリそのものの成り立ちをかいま見た思いがする。

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SH
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