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藤原令子&本郷奏多主演作「シネマの天使」老舗劇場の閉館惜しむ予告完成

2015年7月31日 08:00

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122年続いた 広島の老舗劇場「シネフク大黒座」が舞台
122年続いた 広島の老舗劇場「シネフク大黒座」が舞台
(C)2015 シネマの天使製作委員会

[映画.com ニュース] 藤原令子本郷奏多が主演した映画「シネマの天使」の予告編とポスタービジュアルが、このほど完成した。2014年に、122年続いた歴史に幕を下ろした広島・福山市の映画館「シネフク大黒座」が舞台の本作。老舗劇場の閉館を惜しむ人々の思いが、ノスタルジックな雰囲気とともに切なく描出されている。

シネフク大黒座は、芝居や演芸ができる劇場「大黒座」として1892年に開館し、1990年代初頭には4スクリーンの映画館として営業していた。撮影は大黒座が閉館した昨年8月31日から、取り壊しが始まる9月15日までの間に行われており、劇中ではありし日の建物の様子を見ることができる。

物語は、映画館で働く人々と観客の思い出が交錯するさまを、去りゆく名画座の最後のドラマとして映し出す。藤原と本郷のほか、ミッキー・カーチス石田えり岡崎二朗阿藤快安井順平が出演。さらに、広島出身の時川英之監督がメガホンをとり、同郷の及川奈央、カリスマ的人気を誇るアナウンサー・横山雄二らが共演している。

予告では、大黒座の新入社員・明日香(藤原)が時代の流れを痛感し、映画監督を志していた青年・アキラ(本郷)は「大黒座で自分の映画をかけたいっていう夢は、子どもなりに本気だったんだよ」と吐露する。そして女性支配人(石田)は「ごめんなさい、おじいちゃん。私の代で、大黒座閉館にしてしまって」と悔やむが、観客は壁面をメッセージで埋めつくし、最後まで拍手を送り続ける。

またポスターでは、キャスト陣が空から流れるフィルムの1コマとして登場。その始点には同館の歴史を熟知する謎の老人(ミッキー・カーチス)が立っており、物語の鍵を握ることを示唆している。「シネマの天使」は、10月31日から広島・八丁座や福山駅前シネマモードで先行上映され、11月7日から東京・ヒューマントラストシネマほか全国で公開。

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