「バトルヒート」ドルフ・ラングレン、共演のトニー・ジャーの超絶アクションを解説!
2015年7月23日 10:00

[映画.com ニュース] 「ロッキー4 炎の友情」(1985)のドルフ・ラングレンと「マッハ!」(2003)や「ワイルド・スピード SKY MISSION」(14)のトニー・ジャーというアクションスター2人が対決した「バトルヒート」で、製作・脚本も務めたラングレンがインタビューに応じた。
本作でラングレンとジャーの共演が実現したのは、ジャーが監督・主演を務めた「ア・マン・ウィル・ライズ(原題)」への出演がきっかけ。「トニーと仲よくなり、『お互い1本ずつそれぞれの作品に出演しよう』と約束を交わした」と、2人の友情が伝わるエピソードを明かした。「トニーはスタントマンよりも上手にアクションをこなしてしまうから、見ていて本当に楽しかった」と撮影を振り返るラングレンは、「エクスペンダブルズ」シリーズで共演したジェット・リーを引き合いに出し、ジャーのアクションの質の高さに太鼓判を押す。「僕が考えるに、トニーはスピードのあるジェット・リーのようなアクション俳優とパワフルなアクション俳優とのミックスだと思う。トニーはスピードだけじゃなく、動きにパワーがあってアクロバティック。それは膝げりやエルボーを使うムエタイがベースにあるからかもしれない」と、アクション俳優ならではの目線で分析した。
ジャーとの交流をきっかけに、映画の舞台をタイに変更したと明かすラングレンだが、慣れない土地ゆえに苦労も多かった様子。「タイ人のスタントマンに金髪のカツラをかぶってやってもらおうと思ったけれど、どう見ても僕には見えなかったから自分でやらざるを得なくなった。マーケットの人混みをバイクで突っ切るシーンでは、エキストラが思うように動いてくれなかったり、転んでアザができたりで大変だったよ(笑)」と、本作の見せ場の1つであるチェイスシーンの意外な舞台裏を語った。
アメリカ・ニュージャージーとタイ・バンコク。別々の地で、人身売買に手を染めるマフィア組織を追っていた2人の刑事、ニック(ラングレン)とトニー(ジャー)。マフィアを追いつめたニックは、ボスであるドラゴビッチ(ロン・パールマン)の恨みを買い、家族を惨殺されてしまう。復讐の鬼と化したニックはドラゴビッチを追ってタイへ潜入するが、ニックを危険人物と勘違いした現地の敏腕刑事トニーがその前に立ちはだかる。
「バトルヒート」は、7月25日から全国公開。
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