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清野菜名、アクションでの世界進出に意欲!金子ノブアキ&押井守が太鼓判

2015年7月17日 07:10

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撮影を振り返った清野菜名
撮影を振り返った清野菜名

[映画.com ニュース] 押井守監督の実写映画最新作「東京無国籍少女」のトークイベントが7月16日、東京・新宿TSUTAYAで行われ、押井監督をはじめ、単独初主演を飾った清野菜名、共演の金子ノブアキが出席した。

TOKYO TRIBE」での熱演が記憶に新しい清野。今作でも得意のアクションを披露しているが、「練習期間が本当に短かったんですよ。全部で3日間、実質2日間。今までのどんなアクション練習期間よりも短いし、一番難しかったです」と弱音も。ガンアクションにも初挑戦しているそうで、「AKという大きい銃を、自分の体になじませることが難しかった。電車でAKを家に持ち帰って練習したりとか。マガジンチェンジの仕草も、監督には『(手元を)見ないでやって』と言われました」といい、「なのに撮影本番に、全然形が違うAKが来たんですよ! これ見てもできないですって」と悲鳴を上げた。

さらに、困難な殺陣が連続するシーンでは「3~4分ずっとつながったアクションの動画を見せてもらって、『これを今日、覚えてもらいます』って言われて、ふざけんなと思いましたよ(笑)」と苦笑交じりにクレーム。それでも、魂を込めて作り上げただけに「今までの日本映画に衝撃を与えるシーンになっていると思う」と自信をのぞかせ、「かなり気合を入れて、全身全霊でケガをしてもいいくらの覚悟で、本気で挑んだアクション。いろんな人に見てもらいたいというのが一番です」と胸を張った。

そんな様子に、金子は「知らないで見た人は、『こいつ誰だ、どこにこんな人がいたんだ!』ってなると思うし、きっと彼女のファンになる。海外からもお話が来る感じがプンプンします。感服しました」と絶賛し、これに清野は「来てほしい!」と意欲満々。押井監督も「殺気がある子が欲しかった。きれいな女の子にアクションさせるという映画は結構あるけれど、それだと成立しなかった。演技の延長でアクションをやれる子じゃないとダメで、なかなかそういう女優さんはいないと思う」と太鼓判を押していた。

女子美術高等専門学校で天才と称されたが、事故による心の傷を抱える藍。その才能を利用しようとする大人たちや、嫉妬深い同級生に囲まれる藍の日常は、音を立てて崩壊し始める。「東京無国籍少女」は、7月25日から東京・新宿バルト9ほか全国公開。

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