伊澤恵美子、「アリエル王子と監視人」で共演のくまモンを称賛「慣れていらっしゃる」
2015年7月11日 22:15

[映画.com ニュース]日本・タイ合作でオール熊本ロケで撮影された「アリエル王子と監視人」が7月11日、東京・渋谷のユーロスペースで封切られた。主演した、タイのミュージシャンで俳優のチャーノン・リクンスラガーンはスケジュールの都合で来日できなかったが、主演女優の伊澤恵美子、稲葉雄介監督らが舞台挨拶。伊澤は、「むしむしした暑さの中で、皆と頑張った撮影を思い出した」と約1年前の撮影を笑顔で振り返った。
続けて、「タイの皆さんと熊本の皆さんの協力があってできた映画。撮影以外の部分でもタイ人の方と仲良くなれたし、熊本の人にはおいしいご飯を出していただいた」と感謝。熊本県のPRキャラたくーのくまモンも出演しており、「慣れていらっしゃるみたいで、リラックスして現場に入ってこられた。エキストラの子どもたちともいっぱい遊んでくれました」と称えた。
28歳の新鋭・稲葉監督は、「王子がずっと笑顔を浮かべている映画で、その笑顔には現代を生きる僕の思いが込められているが、いい意味でスキのたくさんある映画。皆さんの気持ちを乗せて見てもらえれば一番うれしい」と感慨深げ。既にタイやフィリピンの映画祭でプレミアを開催しており、「熊本の全面協力で生まれた熱を、タイにも広げることができた。九州はアジアに近いというつながりを証明していきたい」と意欲を見せていた。
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