松坂慶子主演「ベトナムの風に吹かれて」、現地の空気伝わるポスターと予告編完成
2015年7月9日 10:00

[映画.com ニュース] 松坂慶子が主演を務め、日本映画史上初となるベトナムとの合作映画として製作された「ベトナムの風に吹かれて」の予告編とポスタービジュアルを、映画.comがいち早く入手した。
ベトナムの首都ハノイに暮らす日本人女性・小松みゆき氏が、80歳を過ぎた認知症の母親と共におくる現地での生活をつづった「越後のBaちゃんベトナムへ行く」を原案に描いた同作は、60歳を過ぎて第2の人生を歩もうとする団塊世代に向けた大人の青春映画。松坂は、迷いや葛藤を抱えながらも人生切り開いていく、明るくバイタリティにあふれた主人公の女性みさおを演じている。
ハノイで日本語教師として働くみさおは、父の訃報を受けて故郷の新潟に帰るが、そこで認知症を患い、夫の死すら理解していない母シズエの姿を目の当たりにする。後妻である母の血縁者は自分ひとりしかおらず、みさおは兄たちの反対を押し切り、母をベトナムに連れていく。日本どころか新潟すら出たことがなかった母との2人暮らしはハプニングの連続だが、温かく迎えてくれるベトナムの人々と家族のように心を通わせていく。
完成したポスタービジュアルでは、東南アジア独特の日差しや緑、カゴを担いだ物売りや2人乗りのバイクが往来し、熱気にあふれたハノイの街の風景を背景に、松坂扮するみさおと、草村礼子が演じるシズエが赤いバイクにまたがる。松坂はベトナムの民族衣装アオザイに身を包み、異国感や同地ならではの解放感を感じさせる。
予告編は、みさおの母との新たな暮らしを含む人々との関係にスポットをあてて構成されており、フォークグループ「フォー・セインツ」と松坂が歌う主題歌「たまには仲間で」にのせながら、藤江れいな(NMB48)、斎藤洋介、松金よね子、柄本明、吉川晃司、奥田瑛二と豪華共演陣の姿も確認できる。
映画公開にあわせ、「越後のBaちゃんベトナムへ行く」に大幅加筆した原作本「ベトナムの風に吹かれて」も9月25日に発売決定。映画は新潟で9月26日から先行公開。10月、有楽町スバル座ほか全国で公開。
(C)「ベトナムの風に吹かれて」製作委員会
関連ニュース





映画.com注目特集をチェック

ドンケツ
【超暴力的・超過激・コンプラ全無視】地上波絶対無理! 狂キャラたちが常軌を逸した大暴れ!
提供:DMM TV

マインクラフト ザ・ムービー
【予想の5倍面白かった!!】この映画で人生がレベルアップする…GW、家族で観るならコレで決まり!
提供:ワーナー・ブラザース映画

サメ!ゾンビ!ガメラ!
【狂った名作・怪作が無料大量放送】ドキドキ!パニック映画祭! ありがとう“GWの夜”が決まった
提供:BS12

なんだこの面白そうな映画は!?!?
【強烈に面白そうな6つの魅力】予告だけで「めちゃくちゃ良さそう」が湧き上がる…観なければ!
提供:ディズニー

最愛の妻が、殺された…
【衝撃】殺しの経験ゼロ、しかし“最高の頭脳を持つ男”の復讐が始まる…
提供:ディズニー

ここでしか観られない“激レア映画”を特集放送
【“観たい”にこたえる極上体験】映画・ドラマを愛するすべての人に!(提供:BS10 スターチャンネル)