上演中のブロードウェイ版6代目ヘドウィグに「レント」テイ・ディグス
2015年7月2日 22:15
[映画.com ニュース] リバイバル上演中のブロードウェイのロックミュージカル「ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ」の6代目ヘドウィグに、1996年の大ヒットブロードウェイミュージカル「RENT/レント」のオリジナルキャスト(ベニー役)であり、ドラマシリーズ「プライベート・プラクティス」などで知られる米俳優テイ・ディグスが起用された。映画とブロードウェイ版を通して、初のアフリカ系アメリカ人としてヘドウィグ役に挑戦する。
東ドイツ出身のトランスジェンダー、ヘドウィグを主人公にした「ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ」は、ジョン・キャメロン・ミッチェルとスティーブン・トラスクが共同制作し、98年にオフブロードウェイで幕を開け絶賛を博した。その後2001年には、キャメロン・ミッチェル監督・主演で映画化されている。
今回のブロードウェイリバイバル版は、昨年の第68回トニー賞において、ミュージカル部門の作品賞のほか、初代ヘドウィグを演じたニール・パトリック・ハリスが主演男優賞を受賞。ハリスの降板後は、アンドリュー・ラネルズ、マイケル・C・ホール、元祖キャメロン・ミッチェルがヘドウィグを演じ、現在は大ヒットドラマ「glee/グリー」のブレイン役で知られるダレン・クリスが主演中だ。
ディグスはクリスに代わり、7月22日から12週間の予定で出演する。ブロードウェイミュージカル「ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ」は、ベラスコ劇場で上演中。