中村倫也主演「星ガ丘ワンダーランド」に佐々木希、木村佳乃ら豪華キャスト集結
2015年6月30日 06:00

[映画.com ニュース] CM会の若きエース・柳沢翔が映画監督に初挑戦した「星ガ丘ワンダーランド」に、俳優の中村倫也が主演していることがわかった。ハートウォーミングなミステリーで、中村のほか佐々木希、木村佳乃、菅田将暉、杏、市原隼人、新井浩文、松重豊ら主演級がずらり顔をそろえた。
1983年生まれの柳沢監督は、26歳の時に「LALAコミック」のCMでアジア太平洋パシフィック広告祭フィルム部門でグランプリを受賞。近年は、「Google Chrome」やタブレット端末「NEXUS7」のCMシリーズを手がけるなど、海外からの評価も高い。「一言で言うと、とても大変でした」と述懐する柳沢監督は、完成した作品を初めてスクリーンで見た時の心境を「こんな夢のような仕事はないなと。そして、それが良い作品になるなら、そのためならなんだってやろう。そう感じました」と打ち明けている。
幼い頃に母親に捨てられた主人公を演じた中村は、「このとてもデリケートな役を、たくさんの人に支えられながら、壊れないように壊れないように運ぶことができました」と感無量。「魅力的で精力的なスタッフ、キャスト、事務所の仲間たちとともに、この美しい物語を作ることができて、とても嬉しく思っております。これこそ“家族”と思える現場でした」と語った。
主人公の母親を演じた木村と、その再婚相手の娘を演じた佐々木は、ともに中村と共演した経験があり、「とてもいい役者さんだと思っていました。なので、彼が主演する作品のオファーが来た時には、二つ返事で引き受けました」(木村)、「今回の作品も一緒にお芝居をさせていただいて、たくさん勉強させていただきました」(佐々木)と、中村への信頼がにじみ出るコメントを寄せた。
星ガ丘駅の落し物預かり所で働く温人は、落し物の持ち主の顔や、落し物がどのようにしてこの場所に届けられ、どんな人に愛されていたのかといったことを想像する日々を送っていた。ある日、20年前に自分を捨てた母が自殺したという一報が届き、止まっていた人生が動き始める。
柳沢監督が「洋菓子店コアンドル」の前田こうこと共同で、完全オリジナルストーリーの脚本を執筆。数々のCMやPVで柳沢監督とタッグを組んできたカメラマンの今村圭佑が撮影を担当した。昨年11月17日~12月14日に千葉・月崎や群馬・桐生、山形で撮影が行われ、今年3月下旬に完成。年末~16年初頭の公開を目指している。
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