ルー・ダイアモンド・フィリップス、新作で実在の殺人鬼リチャード・ラミレスに
2015年6月18日 20:00

[映画.com ニュース] 「ラ・バンバ」のルー・ダイアモンド・フィリップスが、新作スリラー「ザ・ナイト・ストーカー(原題)」に、実在の連続殺人鬼リチャード・ラミレス役で主演すると、米バラエティが報じた。
ラミレスは、1984年から85年にかけて、米ロサンゼルス近郊の民家に無差別に侵入し、13件の殺人に加えて強盗や強姦などの凶行を重ね、「ナイト・ストーカー」「峡谷の侵入者」と呼ばれ恐れられた。テキサス州出身のヒスパニックで、悪魔崇拝者であることを公言しており、被害者は性別年齢人種すべてばらばらだったことが特徴的だった。
ラミレスは85年8月に逮捕され、89年に死刑判決を受けたが、死刑囚監房のなかから上訴を繰り返し、刑を執行されないまま(途中、ファンの女性と獄中結婚している)、2013年にB細胞リンパ腫の合併症により53歳で獄中死した。
映画は、ラミレスの半生と犯行を描きながら、不当な死刑判決を受けた別の囚人を救おうとする弁護士が、その鍵を握るラミレスから証言を引き出そうとするフィクションの要素を加えた内容になるという。「エデン」のミーガン・グリフィスがメガホンをとり、今夏の撮影開始を予定している。
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